10万円を切る価格設定でBTOゲーミングPC市場を席巻した『ガレリアRT5』。
ゲーミングPC初心者にも全力でおすすめできる価格設定ながら中級者も満足する超コスパなパッケージングの優位性が『完売』という形で証明されてしまいました。
※2019年7月現在、RT5はRyzen5 3600を搭載し販売を開始しています。
「えー!買いたかったのに!!!」
とお嘆きの方も多いと思われますが、そんな方に朗報です。
RT5よりも価格と性能の両面で一段低く設定されている『ガレリアRJ5』が無償アップグレードにより実質RT5になりました。
RT5完売の理由は納得の性能と驚きの価格設定
なぜ数あるBTOメーカーの中で、ドスパラのガレリアRT5がここまで人気を博したのか。
その理由は性能と価格のバランスがぶっ壊れていたことでしょう。
Ryzen5 2600はコスパに優れた良CPU
ガレリアRT5のCPUはAMD製Ryzen5 2600。
CPUと言えば一般的にはIntelですが、2018~2019は供給不足も囁かれてちょっと不安定な状態。
そこで大きく躍進したのがAMDです。
AMDはもともと価格面ではIntelよりも安い印象がありましたが、性能面でもちょっと劣るイメージが強かったはずです。
が、マルチスレッド性能を強化したRyzenシリーズの発売から様相は一変。
性能面でも大きな進歩を遂げ、さらに同程度の性能のIntel製CPUよりも圧倒的に安いという強力なアドバンテージを手に入れた結果、2019年のPC市場で大きくシェアを伸ばしています。
2019年7月にはさらに7nm仕様のRyzen第3世代をリリースし、その勢いはまだまだ衰えません。
ではRyzen第2世代であるRyzen5 2600はもう古いのか?というと全然そんなことはなく、第3世代での性能の進化はRyzen7もしくは9での恩恵が大きく、Ryzen5 3600もゲーミング性能をはじめとして全面的に強化はされているものの、2600もまだまだ現役で活躍できる性能を持っています。
むしろ第3世代のリリースによってRyzen5第2世代は『性能面で大きな変化はないが早めに掃きたい在庫』的な立ち位置になるため、今こそお買い得なタイミングであると言えるでしょう。
GTX1660Tiはこの先数年の『基準』となりうるベーススペックグラボ
RT5に搭載されるグラボはGTX1660Ti。
1060Tiの後継にあたるこのグラボは、GEFORCEシリーズの中では簡単に言えば『中の上』的な立ち位置と言って良いでしょう。
グラボは上を見ればきりがないPCパーツですが、ゲーミングPCにとって大切なのは現状および2~3年先までにリリースされるゲームタイトルがしっかり遊べる性能かどうか。
この点で言えばGTX1660Tiは『これを買っておけば間違いない』と言えるベーススペック的な立ち位置にあり、人気のPCゲームタイトル全般において性能不足を感じることは皆無。
まさに初心者~中級者に最適なグラボと言えるんです。
ガレリアはRyzen5 2600とGTX1660Tiの組み合わせで最安値
CPUとグラボの組み合わせでゲーミングPCの性能の大半が決まりますから、ゲーミングPCは絶対にこの2点を踏まえて選びたい。
で、各種BTOメーカーの価格設定を見てみると、Ryzen5 2600とGTX1660Tiの組み合わせではドスパラのガレリアRT5が他社に比べて圧倒的に安い。
10万円超の同価格帯のラインナップの中でRT5だけだいたい2~3万円は安いんです。
どう考えてもぶっ壊れたバランスブレーカーですから、売れないはずはありません。
RT5完売も、RJ5が実質RT5化
ドスパラの販売サイトには『RT5完売』の文字。
購入を検討していた方には非常に残念な現実ですが、がっかりするのはまだ早い。
同ドスパラのガレリアシリーズである『RJ5』が、無償アップグレードキャンペーンによって『Ryzen5 2600』と『GTX1660Ti』を装備しているんです。
値段も当然10万円を切るぶっ壊れ仕様。

ゲーミングPCの購入を検討されている方は、まずここからチェックしてみてください。
そのアドバンテージにきっと驚くことでしょう。