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【GALLERIA RT5(現Lightning AT5)】詳細スペックと半年使用後レビュー【ゲーミングPC】

ゲーミングデバイス

 

圧倒的なコスパで売れ行き好調のGALLERIA RT5【ガレリア RT5】を、各種人気タイトルのゲームプレイやYoutubeゲーム実況で約半年使い倒してみました。

この記事ではパーツ構成と使用の感想、そしてこれからゲーミングPCを選ぶなら?の視点でレビューを書いていきます。

※2020年7月現在、PCケースデザインを一新した新モデル『Lightning AT5』がGALLERIA RT5の後継機にあたります。

▶Lightning AT5

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  1. GALLERIA RT5 パーツ構成
    1. GALLERIA RT5 購入時のカスタムと購入後のカスタム
  2. GALLERIA RT5 使用レビュー
    1. ゲームプレイ
        1. 最低動作環境と推奨動作環境PCゲームタイトルについては公式から『最低動作環境』と『推奨動作環境』の2点が公表されていることが大半です。この2点、簡単に言い換えれば『とりあえず動く環境』と『ちゃんと遊べる環境』。なので、PCを購入する場合は『推奨動作環境より上のスペック』を満たすことが重要だと思っています。最低動作環境をなんとか満たす程度のスペックでは画質も盛れず、フレームレートも低く、満足の出来るゲーム体験は得にくいでしょう。そしてギリギリ推奨動作環境を満たす程度では数か月先にはスペック不足に悩まされることになるでしょう。PC購入費用をなるべく安く済ませたい場合でもこの点は注意したい。
        2. 2019年現在の『推奨動作環境』この記事を書いている2019年9月現在、PCゲームタイトルのグラボにおける推奨動作環境は『GTX1060(3GB)』もしくはそれ以下であることが大半です。そして時間の経過とともに新タイトルはジリジリと要求スペックが高くなっていくため、現状で選択すべきは最低でも『GTX1660Ti』以上と考えるのが良いでしょう。GTX1050あたりのスペックのグラボを搭載したゲーミングPCは確かに安い(5万円前後?)ですが、さすがに安物買いの銭失いに陥ってしまいます。
    2. Youtubeライブ配信
        1. 最適なエンコード形式もともと録画や配信時のエンコードはCPUで行うことが一般的でした。が、NVIDIAの一部グラボでは『nvenc(new)』というGPUエンコード形式を選択することが出来ます。CPUの負荷を軽減しつつ高ビットレートのエンコードを可能とする技術なので、より低負荷高画質での配信が可能になる場合があります。ただし効果はPC環境やゲームタイトルによっても変わるため「CPUもしくはGPUの余裕のある方にエンコードを割り振る」くらいの認識で両方をテストしてみるのがベストでしょう。
    3. 常時マルチモニター環境で使用
  3. GALLERIA RT5(Lightning AT5) は今後も『買い』?
    1. Ryzen5 3600 も選択肢に
    2. RTXシリーズ搭載モデルの需要も高くなるはず

GALLERIA RT5 パーツ構成

2019年現在ドスパラでラインナップされているGALLERIA RT5には大きく2種類、Ryzen5 2600搭載モデルとRyzen5 3600搭載モデルが存在します。

私が使用しているのは2600搭載モデルですが、パーツ構成上の類似点が多いため3600搭載モデルを検討中の方にも充分参考にしていただける内容だと思います。

GALLERIA RT5
CPURyzen5 2600
GPUGTX1660Ti
メモリ16GB ※購入時8GB
ストレージM.2 SSD :256GB
SATA SSD :500GB ※購入時カスタム
マザーボードASRock AB350M-HDV
電源600W 80PLUS BRONZE

※現在の標準構成とは一部使用パーツが異なる場合があります。

 

GALLERIA RT5 購入時のカスタムと購入後のカスタム

購入時のパーツカスタムはストレージだけ。
さすがに今どきHDDは不要だろうという事で、1TB HDD→500GB SSDに換装しています。

ゲームのインストール先にDドライブ(SATA SSD)を指定して使用しており、さすがにM.2 SSDよりは遅いんでしょうけどサクサク快適に使用できています。

標準構成のM.2 SSD 256GBではゲームを数本インストールすると容量不足は明白ですし、HDDへのインストールでは明らかに動作の足を引っ張るのでSSDへのカスタムは必須かなと感じます。

 

購入後はメモリの増設を行いました。
ドスパラでは頻繁に8GB→16GBの無料アップグレードキャンペーンを行ってますが、私が購入した時点ではキャンペーンなしの8GB。
8GBではゲームプレイや動画撮影、編集の作業で不足を感じたため自力で16GBへ換装しています。

正直、現在のゲーム環境においてメモリ容量16GBは必須ですね。
そして購入時はアップグレードキャンペーンorカスタムによる16GB搭載状態で購入することを強くおすすめします

なぜならRT5のマザーボードAB350M-HDV(Minro ATX)にはメモリスロットが2つしかなく、購入時8GB(4GB×2)の場合は16GBへの換装=8GB×2への差し替えになってしまいます。
そうなると標準構成の4GB×2のメモリが全くの無駄、という事になってしまうんですね。

ここは本当に要注意。

[nlink url=”https://bacchigames.club/gadjet/memoryexpansion.html”]

 

GALLERIA RT5 使用レビュー

ゲームプレイ

まず主目的であるゲームプレイの面で言えば、全く問題なく快適に動作しています。

正直Ryzen5 2600で最も懸念していたのがこのゲームプレイに関する性能面だったんですよね。
ゲームプレイではマルチコア性能よりもシングルコア性能が重要で、第2世代RyzenがIntelに負けているのがまさにこのシングルコア性能。

ですが、結果的には現行のゲームタイトルにおいて必要十分という印象。

 

具体的には2019年現在FPS/TPSの主要タイトルである『Fortnite』『Apex Legends』について、画質『高~最高』設定で調整すれば120~160fpsの維持も可能。

ゲーミングモニターを使用する前提で言えばちょっと物足りない数字ですが、144GHzモニターを使うようなガチ勢はゲーム画面の視認性向上のために画質設定をガッツリ落として使用することも珍しくありませんから、設定の一部を『低~中』程度まで下げれば高リフレッシュレートのモニター使用も現実的な200fps前後も可能です。

 

動作が重めの『MHW』では画質最高設定で60fps前後。
当然ですがPS4Proと比較しても余裕で勝てる性能ですね。
快適動作を優先するための調整幅も大きく残していますので、不満は感じません。

 

その他Steamタイトルも多数プレイしましたが、「重くて無理!」っていう経験は皆無です。
GTX1660Tiのスペック的にも推奨動作環境を満たしていないという状況に出くわすことは無いでしょう。

 

最低動作環境と推奨動作環境PCゲームタイトルについては公式から『最低動作環境』と『推奨動作環境』の2点が公表されていることが大半です。この2点、簡単に言い換えれば『とりあえず動く環境』と『ちゃんと遊べる環境』。なので、PCを購入する場合は『推奨動作環境より上のスペック』を満たすことが重要だと思っています。最低動作環境をなんとか満たす程度のスペックでは画質も盛れず、フレームレートも低く、満足の出来るゲーム体験は得にくいでしょう。そしてギリギリ推奨動作環境を満たす程度では数か月先にはスペック不足に悩まされることになるでしょう。PC購入費用をなるべく安く済ませたい場合でもこの点は注意したい。
2019年現在の『推奨動作環境』この記事を書いている2019年9月現在、PCゲームタイトルのグラボにおける推奨動作環境は『GTX1060(3GB)』もしくはそれ以下であることが大半です。そして時間の経過とともに新タイトルはジリジリと要求スペックが高くなっていくため、現状で選択すべきは最低でも『GTX1660Ti』以上と考えるのが良いでしょう。GTX1050あたりのスペックのグラボを搭載したゲーミングPCは確かに安い(5万円前後?)ですが、さすがに安物買いの銭失いに陥ってしまいます。

 

Youtubeライブ配信

Youtubeチャンネルを運用する上でも性能面で問題は感じていません。

動画投稿に関しては、ゲームをプレイしながらの『録画』はそもそもそんなに負荷のかかる処理ではないので問題なく、『編集』作業はむしろRyzen5のマルチコア性能の高さが活かされる場面なので当然問題なし。

『ライブ配信』では画質を欲張りすぎればさすがに非力さを感じることもありますが、現実的にはスマホやタブレットで視聴されることが多いため解像度720Pをベースにビットレートを調整して快適な配信が出来ています。
ちゃんと調整すれば、さすがに4K配信は無理でも1080P配信くらいなら対応できると思います。(ゲームタイトルにもよりますが)
さらにコンシューマータイトルのキャプチャー配信ならもっと余裕をもった画質設定が可能ですね。

最適なエンコード形式もともと録画や配信時のエンコードはCPUで行うことが一般的でした。が、NVIDIAの一部グラボでは『nvenc(new)』というGPUエンコード形式を選択することが出来ます。CPUの負荷を軽減しつつ高ビットレートのエンコードを可能とする技術なので、より低負荷高画質での配信が可能になる場合があります。ただし効果はPC環境やゲームタイトルによっても変わるため「CPUもしくはGPUの余裕のある方にエンコードを割り振る」くらいの認識で両方をテストしてみるのがベストでしょう。

 

常時マルチモニター環境で使用

ゲームプレイ時及びYoutubeライブ配信時共に、常にモニター2枚での使用を前提としています。

ゲームしながら動画を見たり、ゲーム実況しながらコメントや配信画面をチェックしたり。

この環境で上記の使用感ですので、GALLERIA RT5は普段使いのゲーミングPCとして充分な性能であると思います。

さすがにプロ仕様の数十万もするPCとは比べられないですけどねw

▶Lightning AT5

GALLERIA RT5(Lightning AT5) は今後も『買い』?

GALLERIA RT5はゲーミングPC入門機として間違いなく今後も『買い』です。
この高性能低価格な最強コスパはそうそう並ぶモデルがありません。

ただし、購入にあたっては数点の注意点があります。

 

Ryzen5 3600 も選択肢に

冒頭でも書きましたが、GALLERIA RT5には2600搭載モデルと3600搭載モデルがあります。

Ryzen5 3600は2019年7月リリースの『第3世代』と呼ばれる最新モデルで、第2世代の弱点であったシングルコアあたりの処理性能を大きく伸ばすことに成功しIntel製CPUと同等もしくはそれ以上のベンチマークスコアを叩き出しています。

そしてAMDの長所である圧倒的コスパも健在。

ちょっとでもPCとしてのベース性能を盛りたいならRyzen5 3600搭載モデルも選択肢に入りますね。

[nlink url=”https://bacchigames.club/gadjet/ryzen2600or3600.html”]

 

RTXシリーズ搭載モデルの需要も高くなるはず

GALLERIA RT5に搭載されるグラボ『GTX1660Ti』は、上位モデルのRTXシリーズからリアルタイムレイトレーシング機能を省いたミドルスペックグラフィックボードのスタンダードとなり得るモデルです。

事実、2019年夏現在リアルタイムレイトレーシング機能に対応したゲームタイトル自体がほとんど存在しないため、GTX1660Tiで不足を感じることはありませんし、今後も長くベーシックな立ち位置で重宝するでしょう。

が、先日Minecraftがリアルタイムレイトレーシング機能に正式対応されることが発表されました。(正式実装は2020年か?)

[nlink url=”https://bacchigames.club/mc/rtraytracing.html”]

Minecraftは『最も売れたビデオゲーム』としても有名な現役モンスタータイトルであり、Minecraftのリアルタイムレイトレーシングに対する需要もさることながら今後開発される(今開発されている)ゲームタイトルでも積極的に機能の実装が採用されるような流れが加速するんじゃないかと考えられます。

今すぐに必要な機能ではありませんが、先立って環境を整えるならこの時点でRTXシリーズ搭載モデルを検討することも充分にアリな選択肢だと思われます。

[nlink url=”https://bacchigames.club/gadjet/rtxspec.html”]