【ASUSフレームレスモニター23インチ】Switch用に買ったのでレビューします

  
ASUSモニター

 

最近家電が壊れます。

リビングのLED照明が立て続けに故障し、続いてスプラトゥーン2のフェス中にSwitch用に使用していた液晶TVが逝きました。

Switchは家族で遊ぶことが多いので、リビングに大型液晶TVと旧液晶TVの2台を置いてSwitch2台体制で運用してたんですが、旧液晶TVの方が耐用限界だったみたいですね。

と言うことで、代わりとなるモニターをAmazonで探すこと2分。

Amazon限定の『ASUSフレームレスモニター23インチ』をポチリました。

 

ASUSフレームレスモニター23インチの購入理由

このASUSフレームレスモニターを買った理由は『安いから』って言うのが一番ですね。

今回ざっとモニターを探した感じだと、PC/ゲーム用途に使用するモニターは23インチ前後の値段が飛びぬけてこなれている印象です。

需要が多いから商品の代謝が速くて値段が下がりやすいのかな?なんて予想してますが、よほどのプロユースでない限りは値段でそんなに性能差は出ませんからね、安いのは良いことです^^

 

ASUSフレームレスモニター23インチのスペック

スペックはザっとこんな感じですね。

23型ワイド (1,920×1,080ドット)
・IPSパネル
・ノングレア
・視野角:水平178°、垂直178°
・最大輝度:250cd/㎡
・コントラスト比: 80,000,000:1
応答速度:5ms
・最大表示色:約1,677万色
・デジタル入力:HDMI×1
・アナログ入力:D-Sub 15ピン×1
1.5W+1.5Wステレオスピーカー
・ブルーライト軽減機能
・フリッカーフリー機能
※メーカー説明から抜粋

 

今回モニター選びで意識した点は赤字の3点。

 

23型は先述の通り、値段がこなれていて安い商品が多いサイズ帯だから。

 

応答速度については、想定している用途がゲームだと「5msよりも1msが良い」とかいろんな意見がネット上にあふれてますが、今回主な用途となるのはNintendoSwitch、スプラトゥーン2でフレームレートは60fps。

このフレームレートだと、ぶっちゃけリフレッシュレートや応答時間ってあんまり関係ないんですよね。

最近のモニターであればリフレッシュレート60Hzや応答時間5msは当たり前で、これで十分必要なスペックを満たしています。

これ以上のリフレッシュレート144Hzや応答時間1msといった高スペックモニターはPCゲームなどの高fpsで動作する環境じゃなければ活かせません。

さらに、本当にこれらの高スペック環境を活かすにはそもそも各ゲームでのランカー級の腕前が必要。

『ゲーム好き』レベルだとモニタースペックの違いなんて体感できませんからねw

 

そして液晶モニターとしては珍しいステレオスピーカー内蔵です。

まぁ普通ならイヤホンやヘッドホンを使用するので内蔵スピーカーは必要ないんですけど、今回はリビングに設置するエンジョイ用モニターなので、手っ取り早くスピーカー内蔵を選びました。

ガッチリやり込みたいゲームは書斎のヘッドホン環境でプレイしますから、使い分けが重要ってことですね。

ただし、このスピーカーの仕様を知らずに買うと後悔する可能性もありますから注意してください。
理由は以下のレビューで。

 

開封から使用レビューまで

ここからは実際の使用感をレビューしていきますね。

 

ASUSフレームレスモニター開封

さすがのAmazonなので注文翌日に到着。

早速開封します。

モニター外箱

外箱はなんの変哲もありませんが、持ってみると思いのほか軽いことにまず驚きます。

モニター一式

内容物はこんな感じですね。

モニター、電源ケーブル、D-Subケーブル、ミニステレオケーブルが入ってます。

・・・HDMIケーブルは含まれてないんですね。

モニター側面

側面から見ると驚異の薄さですw

厚さわずか7mm・・・これが最大の特徴なんでしょうね。

モニター端子

背面の端子はかなり思い切ったシンプル構成。

ちなみに、ステレオミニジャックは『入力』です

『出力』用のステレオミニジャックは無いので、モニターにヘッドホンを繋いで音を聞くことは出来ません

ヘッドホンを使用する場合はモニターではなくPCやゲーム機本体側から出力してください。

これ、間違って買ったら結構痛いのでホントに注意!

・・・HDMIで音声入力が出来てしまうのに、ステレオミニジャックの入力端子って何に使うんでしょうかwww

 

ASUSフレームレスモニター使用感レビュー

まずは画質。

これは全く問題なく使用できるレベルですね。

普通にキレイですし、画面がノングレアなので余計な反射や映り込みもなくて快適。

ゲーム用途に限った感想ですが、必要十分で不満無し!

 

次にスピーカー付きなので音質の話をすると、結構悪いです。

これは後悔するレベル。

ケチらずに別売りのスピーカーありきでモニターを選んでいれば選択肢は違ったんですが、リビング設置だからという理由でスピーカー付きをあえて選んだことが裏目に出たかも。

しかもステレオの出力端子が無いので簡単にスピーカーの増設が出来ない。
(まぁゲーム機本体から引っ張れば可能なんですけど。)

音質が悪い原因は単純にスピーカーのパワー不足ってのもあるんですが、それよりも薄型モニターや薄型テレビに最近多い『スピーカーの開口部が背面にあるタイプ』ってのが一番の原因なんですよね。

省スペースにこだわった結果スピーカーの設置場所がないってのはわかるんですが、このタイプって完全に後ろ向きに音が出るんですよ。

なので音が耳にダイレクトに届かずに、壁や空間に反響した音を聞くことになるんです。

そのせいでダイレクトなアタック感が無い拡散した薄い音になるし、設置場所の壁の形状によっては左右の音バランスもめちゃくちゃ。

スピーカー開口部が背面にあるタイプってこんなに流行る必要ないと思うんですけどね~。

みんなメーカーに文句言ったりしないのかな?

ちなみにリビングの大型テレビも同じく開口部が背面にあるのでこんな後付けスピーカーを増設して解決してます。

 

調整メニューについては・・・ブルーライトカット機能やいろんなシチュエーションに合わせた画質を選んだり出来て、安いなりにいろいろ工夫している感じを受けますね。

まあ私は常にゲームモード固定で使用しているので関係ないんですけどw

で、スピーカーの音量調節については大問題だと思うんですよ。

音量調節がメニューの深い階層に潜り込んでるんで、ちょっと音量を調整したいって時も画面下部の押しづらいボタンをポチポチポチポチ・・・・

ものすごくやりづらい。。。

スピーカー付きなら音量調整機能にももう少し気を使ってほしかった・・・。

 

最後に外観ですが、これは本体の薄さが際立っていい感じです。

ボッテリした重々しい印象が全くないので、設置場所周辺が明るくなったような印象を受けると思いますよ。

 

ASUSフレームレスモニター総評

画質と外観はコスパ込みで◎。

音関係が軒並み×。

なので、総評すると72点!といったところでしょうか。

 

音量調整のしやすさと、サウンド出力端子が付いていれば良かったんですよね。

この2つさえ整っていれば音質の弱点は自分で解決できますから。

なので、一般的な用途を想定して買うならサウンド出力端子付きのモニターを買う方が良いです。

スピーカー付きの利点を狙ってあえてこのモニターを買う場合は、しっかりとデメリットになりうる『音周りの仕様』を把握してから買いましょう。

 

ちなみに、同じ価格帯でいうと『BenQ モニター ディスプレイ GW2470HL 23.8インチ』なんかも候補にあがると思います。

わたしも書斎ではこのモニターを使用しています。

こちらはスピーカーはありませんがHDMI端子×2と音声出力端子が付いているので汎用性としての満足度は高いですよ。