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3Dプリンターとラズパイ用液晶でPCケースを自作する

3Dプリンター

自作PCもある程度作りなれてくると、最終的には最新パーツを買いまくるかマイナーパーツで変態PCを組むかくらいしか選択肢が無くなります。
本当です。

だがしかし、3Dプリンターがあると”ケースを自作する”という新たな選択肢が生まれ、これが結構そこそこに面白いのです。

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使用パーツ

  • CPU:Ryzen5 5600G
    すでに7000番台が発売されたがマザボを含めた導入コストが高すぎてムリ。
    枯れて値下がりした5000番台が実はかなりお買い得かも。
  • マザーボード:B550M-ITX/ac
    AM4対応マザボは今後の使い道が狭まってくるので新たに買うなら安いやつでOK。
  • 電源:ION SFX 500G
    小型化のためにSFX電源を初めて買いました。普段はATXで困らない。
  • ラズパイ用7inch液晶
    amazonで見つけた怪しい中華製。
  • アクリルケース
    amazonで見つけた安いヤツ。フィギュアとか飾る用。
  • その他
    メモリとかSSDとかケースファンとかは自宅に積んである余りもの。
  • 3Dプリンター
    Ender3 S1。

作成工程

構想

もともとだいたいのサイズは確認済みで購入したパーツ。
アクリルケースのどこに何をマウントするかを現物合わせで決めていく。

アクリル板加工

アクリルカッターで地道にパーツマウント用の穴をあけていく。
ネジ穴はドリルで。

パーツ組立

アクリルケースにケースファンとマザボを搭載。

パーツ組付

マザーボードにCPU、CPUファン、メモリ、M.2 SSDを組み付けていく。

電源ケース作成

電源を搭載するスペースは3Dプリンターで。
Ender3-S1は220×220×270mmまで印刷できるからmini-ITXケースなら一発で印刷可能。

最終組立

全体を組み立てたら完了。
電源搭載スペースの周りの余白は余ったケーブルを押し込むため。

完成

組みあがったら動作確認。
なかなかイイ感じではあるが…液晶は角度調整機構が必須だったことにいまさら気付く。

自己採点

見た目はコンパクトなキューブ型PCって感じで80点。
ケースファンの控えめなLEDが透明アクリルに綺麗に反射してとってもゲーミングw

性能的にはRyzen5 5600Gがグラボなしで2Dゲームからマイクラまでこなせて万能すぎるので安上がりなちょっと使いPC作るなら文句なしのお買い得。

液晶は7inch単体だとサイズ的にも解像度的にも厳しいけど、メインのモニターを用意したうえでのパフォーマンス表示/監視用サブとしてならカッコよくて良き。

ラズパイ用の液晶は5,000円くらいするが、これを除けばPCケースとしてはアクリルケース2,000円+PLAフィラメント数百円で作れることになるので新たな自作PCの可能性としては面白いと思う。

趣味PCならOSはUbuntu入れておけばSteamも出来るし無料だしでかなり楽しい。