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マイクラ好きならきっとハマる!?「7 Days to Die」はこんなゲーム

7daystodie

2024年7月(PS5版はCERO認証不備で延期中?)ついにコンソール機移植された「7 Days to Die」。ここではその特徴と魅力について解説してみたいと思います。

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マイクラがベンチマーク?

ゲーム開発においてはしばしば、目標となるベンチマークタイトルが設定されることがあります。というかほとんどの場合設定されます。

目指すゲーム性が近い先行タイトルやその時流行っている(もしくは流行りそうな)タイトルをベンチマークとして、改善と進化の目安にしながら開発を進めていく手法で、PUBGが流行ればPUBGをベンチマークとしたバトロワが開発され、ゼルダの伝説BotWが売れればゼルダの伝説BotWをベンチマークとしたオープンワールドが開発され、そうやってゲームジャンルが熟成していきます。

で、今回取り上げる7 Days to Dieは、どうやらマイクラをベンチマークとして開発されたらしい?というお話。

サバイバルモードの可能性

すでに15周年を超え世界で一番売れたゲームであるマイクラは、自由に世界を探索し、ブロックを積み上げることで自由に建築を楽しめるサンドボックスゲームです。そして、実はリリース当初(というかリリース前のテスト版?)はクリエイティブモードしかなかったらしいんです。

その後サバイバルモードを追加したことでマイクラは爆発的にヒットしていくわけですが、このサバイバルモード+サンドボックスに可能性を見出して発展&進化させて尖らせたのがまさに7 Days to Dieだといっても過言ではないのかも知れません。7 Days to Dieは実はすでにアーリーアクセスとして10年以上にわたってアップデートが繰り返されてきたロングヒットタイトルであり、もしかしたらマイクラ以後のサンドボックスゲームとしては最もヒットし続けているゲームなのかも。

7 Days to Dieの特徴

7 Days to Dieは、一言で言えばマイクラをホラーに特化してリアルにしたゲームです。

リアルでグロいゾンビたちが徘徊するポストアポカリプスの世界で、生き残るために資材を集めて拠点を作り、ゾンビを撃退するための武器や防衛施設を作っていく。

この「生き残るために建築しなければいけない」という目標設定こそマイクラをヒットさせたサバイバルモードにおける建築の必然性であり、7 Days to Dieではさらに、この建築の必然性と緊張感を強調するために7日に一回のブラッドムーンホード(ゾンビたちの一斉襲撃イベント)が起こり、ユーザーの建築動機を高めています。

マイクラのトラップ作成に似た拠点作り

7日に1度のブラッドムーンホードでは、プレイヤー目掛けて大量のゾンビが押し寄せてきます。この襲撃イベントから身を守るため、プレイヤーは防衛のための拠点を作ることになります。

マイクラのようなブロック建築で作る防衛拠点

最初は乏しい資源でちょっとした高台+手持ち武器程度の防衛拠点にはじまり、そのうちに資材をため、スキルを習得し、遠距離武器、罠、爆弾、電動装置と文明レベルを発展させ、迎撃拠点へと進化させていきます。

資材集めで地下を掘ることも

もちろんただ強い武器があれば良いわけではなく、大量のゾンビを効率的に撃退するためにゾンビの習性や行動、攻撃パターンを考慮して誘導経路を設計し、効果的に罠に引っ掛ける必要があります。

そしてこの拠点の設計を考えている感覚が、マイクラのトラップ作成にとても良く似ている感じがするんです。

次はもっと。の繰り返し

作っては試し、改善して次に挑む。その頃には新たな装置がアンロックされ、さらなる強化に試行錯誤する。この考える過程はマイクラの創造性に強く通ずるところです。

そして7日後に強制的にやってくるブラッドムーンホードが常に時間的欠乏と緊張感をもたらすため、もっと効率よく、もっと上手くという向上心を掻き立てます。

ある種マイクラの自由度を制限することで獲得したこのゲーム性は、プレイヤーに強い刺激を与えてくれることでしょう。

マイクラ好きならきっとハマる?

マイクラ好きといっても趣味趣向は様々なので全員が当てはまるわけではありませんが、モンスタートラップ系の開発や建築が好きな人なら7 Days to Dieにハマれる素養は充分持っていると言えるでしょう。

あとはグロ耐性と表現規制による年齢制限さえクリアできるなら、是非ともこの機会に触ってみてほしいと思います。

筆者も当初は中途半端に汚いビジュアルとゴチャゴチャのUIにアレルギーを感じて敬遠していましたが、正式リリースを機にプレイしてみたところ見事にドハマりしてしまいました。

PCゲームのプラットフォーム「Steam」でのユーザー評価も「非常の好評」で、文句なしでおすすめできる優良ゲームであることは間違いありません。