マイクラのプレイ環境をステップアップする
いろんなデバイスでクロスプレイが可能なMinecraft BE(Bedrock・統合版)で、プレイ環境のステップアップを望むのであればPCはひとつの答えになると思います。
本記事では『Minecraft BE(統合版)におすすめのゲーミングPC』という切り口で、マイクラ統合版をPCでプレイするメリット、必要スペックの考え方、おすすめのゲーミングPCの紹介をしていきます。
マイクラ統合版におすすめするPCの要点
1,プレイするだけならハイスペックマシンは必要ない。
2,CPU及びGPU性能が高いほど描画範囲とシミュ距離を拡大できて快適になる。
3,GeForce RTXシリーズのグラボならMinecraft with RTX機能が使える。
以下で補足説明を行っていきます。
基本的にマイクラ統合版にハイスペックPCは必要なし
まず基本的なことですが、Minecraft BE(Bedrock・統合版・元PE)を遊ぶためにはハイスペックハードは必ずしも必要ではありません。
すべてが単純なブロックで構成されテクスチャのサイズも極小なマイクラ世界は、昨今の一般的なゲームタイトルに比べてものすごく軽いデータの組み合わせで出来ています。
そのためポリゴンの計算も光の計算も描画に必要なRAM容量も超軽い部類のゲームだと思って間違いありません。
特に統合版に関してはスマホでもスイッチでもちゃんと動くことを前提に設計されているので、よほど古いPCじゃなければ基本的にプレイ可能です。
※BEの明確なPCシステム要件って存在するんでしょうか・・・。
とりあえずWindows10であればグラフィック機能に関してはちょい古めのグラフィックチップ内蔵CPUでも余裕で動きます。
PCスペックは快適さに直結する
ではマイクラ統合版にゲーミングPCは必要無いのかと問われれば、ぶっちゃけただプレイするだけなら必要ありません。
それでもゲーミングPCを選ぶ理由は『もっと快適にプレイしたいから。』
ではPCスペック(=一般的にCPUの処理能力とGPUの描画能力)が高ければ何ができるのか。
マイクラ統合版では以下のような内容に直結します。
描画範囲を広く設定できる
PCスペックが高ければ、描画範囲を広く設定することができます。
描画範囲=自分から見えている世界の広さ。
CPU及びGPU共に、スペックが高い=同時に描画処理できるブロックやテクスチャが増えるので、より遠くまで景色を描画することができ、地平線がより自然に綺麗に見えるようになります。
例えば遠く離れたバイオームを見つけやすくなったり、例えばエンドシティを発見しやすくなったり。
一見地味な変化に思うかもしれませんが、プレイの快適さで言えば天と地ほどの差があります。

高速移動がサクサク
処理能力が高ければ、自分が移動したときの周囲のブロックの描画更新速度が上がります。
エリトラ+花火で飛行しているときに目の前の世界が描画されずに真っ黒になったり、トロッコで移動しているときに画面がカクカクしたりといったストレスが無くなってプレイの快適度が格段に上がります。
シミュレーション距離を広く設定できる
スペックが高ければシミュレーション距離を広く設定することができます。
例えばNintendo Switchでは、シミュ距離や描画距離を広く設定するとゲーム動作は重くカクカクしてしまいます。
が、PCにある程度のスペックがあればシミュ距離をMAXの「12」に固定してもストレスなくプレイすることができます。
マイクラ世界ではシミュレーション距離(範囲)=時間が流れている距離(範囲)なので、広範囲に設置した多数の装置や設備を一度により多く稼働させることができます。

マルチプレイもサックサク
マイクラ統合版といえばマルチプラットフォームのクロスプレイも大きな魅力です。
公式サーバーである『Realms』は処理能力の都合でシミュ距離「4」固定で、同時接続できるプレイヤー数も10+自分が最大値です。
が、一般的にゲーミングPCと呼ばれるような処理性能があれば自分がホストになってマルチプレイするときの快適度も格段に上がります。
シミュ距離12のまま、最大接続人数も「setmaxplayers」コマンドで30人まで増やせるのでより大勢でより快適にマルチプレイを楽しむことが出来ます。
動画投稿もライブ配信も
マイクラといえばゲーム実況の登竜門的な面もあり「やってみたい!」と思っている方も多いでしょう。
ゲーミングPCと呼ばれる程度のスペックがあれば録画から編集、投稿も余裕でこなせますし、Youtubeやその他配信サイトでのライブ配信もしっかりこなすことが出来ます。
ゲーム実況したいなら、まずはゲーミングPCを入手してマイクラ実況してみましょう。
RTX(リアルタイムレイトレーシング)機能はRTXシリーズだけ
マイクラ統合版は「RTX」という機能に対応しています。
リアルタイムレイトレーシングという光の計算をリアルに行う機能で、ワールドの見栄えが格段に綺麗になります。
ただし、こちらはNVIDIA RTXシリーズのグラフィックボードを搭載していないと有効にできない機能ですのでゲーミングPCとしてもかなり高額な部類になります。
なお、スマホやNintendo Switchでは絶対に使用できない機能です。

マイクラ統合版におすすめのBTOゲーミングPC
BTOとは「Build to order」の略。
簡単に言えば構成をカスタムして組んでもらえるPCプロショップといった感じ。
初めからスペック別にフルセットになったゲーミングPCもラインナップされているのでPC知識が無い方でも安心して購入可能です。
価格も性能も妥協なしのオールラウンダーなゲーミングノート
GALLERIA RL7C-R35H Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版

OS | Windows11 home 64bit |
CPU | Intel Core i7-12700H |
GPU | GeForce RTX3050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
ディスプレイ | 16インチ (1920×1200)165Hz |
価格 | ¥164,980 |
第13世代Core i7とRTX3050の組み合わせはゲームだけでなく趣味も仕事もクリエイティブも任せれられるパワフル構成で、エントリークラスからミドルクラスまで幅広くおすすめできるオールラウンダー。
GeForce RTXシリーズ搭載なのでマイクラ統合版のRTX機能も使用可能。
その他数々のPCゲームも綺麗に快適にプレイできる性能を持っています。
▶GALLERIA RL7C-R35H Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版 詳細ページ
ライトゲーマーに最適のエントリー構成PC
GALLERIA RM5R-G60S Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版

OS | Windows11home(64bit) |
CPU | AMD Ryzen5 4500 (6コア12スレッド 最大4.10GHz) |
GPU | NVIDIA GTX1660SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
価格 | ¥114,980 |
エントリー〜ミドルロースペック帯で人気のGTX1660SUPERに、Ryzen5 4500を組み合わせることでコストダウンを図り買いやすい価格に抑えた人気モデル。
Intel優勢のイメージが強いCPUだが2022年11月時点でのSteamハードウェア調査ではAMDが3割のシェアを誇っており、Ryzenシリーズが性能、コスパ両面で大きく評価を得ていることがわかる。
Ryzen4500も決してハイスペックではないがミドルロースペック帯で優れた性能を発揮し、それでいてこの価格帯に収まるコスパが人気のCPUである。
▶GALLERIA RM5R-G60S Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版 詳細ページ
いろんなPCゲームもしっかり遊びたい入門スペックゲーミングPC
コスパも重視しつつPCゲームをしっかり遊びたいのであれば、このくらいのスペックは満たしておきたいという入門機ともいうべきPC構成です。
ハイエンドではないものの、グラフィックボードのハイパワーでゲーム実況やライブ配信もこなせるゲーミングパワーを持っています。
GALLERIA RM5C-G60S 第13世代Core搭載

OS | Windows11 home 64bit |
CPU | Intel Core i5-13400F (10コア16スレッド 最大4.60GHz) |
GPU | GeForce GTX1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB |
電源 | 550W 電源 80PLUS BRONZE |
価格 | ¥144,980 |
BTO大手ドスパラが誇るゲーミングブランドGALLERIAのエントリースペックモデル。
10コア16スレッドの最新13世代Coreと現行GTXでは最上位となる1660SUPERの組み合わせで一通りのPCゲームタイトルを快適にプレイできるポテンシャルを持つ。
Steamのハードウェア調査によると2022年11月時点でのGPUシェアはGTX1600シリーズ〜RTX3060までのエントリー〜ミドルロースペック帯が圧倒的シェアを占めており、GTX1660SUPERもまさに今売れ筋の人気GPUであると言える。
▶GALLERIA RM5C-G60S Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版 詳細ページ
RTX対応で超美麗マイクラを実現するミドルスペックゲーミングPC
導入コストは多少かかるものの、リアルタイムレイトレーシング機能も使って“PCでしかできないマイクラ統合版”であるMinecraft with RTXを堪能できる構成です。
ゲーム全般を120fps超でプレイできるゲーミングパワーを持っているのでゲームに真剣に向き合いたいヘビーゲーマーにもおすすめできるゲーミングPCです。
GALLERIA RM5C-R36T 第13世代Core搭載

OS | Windows11 home 64bit |
CPU | Intel Core i5-13400F (10コア16スレッド 最大4.60GHz) |
GPU | NVIDIA RTX3060Ti |
メモリ | 16GB DDR4 |
ストレージ | 500GB SSD |
電源 | 650W 電源 (80PLUS BRONZE) |
価格 | ¥174,980 |
全体の価格を抑えながらも十二分にパワフルなゲーミング性能を発揮するミドルスペック定番構成。
RTX3060TiでフルHD環境ならゲーム全般のプレイとしてまず困ることは無い。
▶GALLERIA RM5C-R36T 第13世代Core搭載詳細ページ(ドスパラ)