2026年6月第1週(6月1日〜6月7日)のSteamにおける同時接続プレイヤー数データを分析する。今週は初夏の世界的なゲーム発表イベント(Summer Game Festなど)の開幕に伴い、ゲーマー全体の熱量が高まった。その影響を受け、シリーズ最新作の発表があった定番タイトルや、大型アップデートを控えた作品へプレイヤーが回帰する動きが見られた1週間であった。
同接トップ10タイトルのプレイヤー数推移グラフ
0 50万 100万 150万 200万 6/1(月) 6/2(火) 6/3(水) 6/4(木) 6/5(金) 6/6(土) 6/7(日) 1. CS2 2. PUBG 3. Dota 2 4. Apex 5. SF6 6. StS 2 7. Naraka 8. Crimson Desert 9. Helldivers 2 10. Elden Ring
同接トップ10 前週比較表
| 順位 | タイトル | 平均同接(今週) | 前週順位 | 平均同接(前週) | 推移 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Counter-Strike 2 | 1,350,000 | 1 | 1,330,000 | ↑ (+20,000) |
| 2 | PUBG: BATTLEGROUNDS | 900,000 | 2 | 885,000 | ↑ (+15,000) |
| 3 | Dota 2 | 610,000 | 3 | 600,000 | ↑ (+10,000) |
| 4 | Apex Legends | 310,000 | 4 | 305,000 | ↑ (+5,000) |
| 5 | Street Fighter 6 | 265,000 | 7 | 245,000 | ↑ (+20,000) |
| 6 | Slay the Spire 2 | 260,000 | 5 | 270,000 | ↓ (-10,000) |
| 7 | Naraka: Bladepoint | 245,000 | 6 | 250,000 | ↓ (-5,000) |
| 8 | Crimson Desert | 155,000 | 8 | 160,000 | ↓ (-5,000) |
| 9 | Helldivers 2 | 130,000 | 9 | 125,000 | ↑ (+5,000) |
| 10 | Elden Ring | 125,000 | – | – | NEW |
1. 『Street Fighter 6』が周年特需を維持しトップ5へ浮上
先週、1周年記念イベントと追加キャラクター実装で7位に急浮上した『Street Fighter 6』だが、今週はさらに週平均を2万人の伸ばし5位へとランクアップした。一過性のブームに終わらず、週末にかけて格闘ゲームコミュニティの熱量が持続している。大規模な大会シーズンを見据えたプレイヤーのモチベーション向上がデータに反映された形である。
2. イベントシーズン到来による全体的なアクティブ数の底上げ
首位の『Counter-Strike 2』が平均135万人、2位の『PUBG: BATTLEGROUNDS』が平均90万人にそれぞれ微増した。6月に入り、世界的なゲームショウや各社の発表イベントが相次いで開催されたことで、PCゲーム市場全体の注目度が上昇。ゲーマーの稼働率自体が底上げされ、定番の対戦型タイトルを中心にポジティブな影響を与えている。
3. 大型DLCを前に『Elden Ring』がトップ10に滑り込み
今週の注目タイトルは、10位に新規ランクインした『Elden Ring』である。今月後半に控える大型ダウンロードコンテンツ(DLC)「SHADOW OF THE ERDTREE」の配信に向け、休眠プレイヤーの復帰や、本編の事前準備を進める動きが加速している。オープンワールドRPGでありながら、発売から時間が経過した今もなおトップ10に食い込むポテンシャルは驚異的と言わざるを得ない。
総括
今週のSteam市場は、初夏のゲームイベントラッシュに連動する形で活気を取り戻した。特に『Elden Ring』のような明確なマイルストーンを控えたタイトルの再浮上は、今後のランキングにさらなる地殻変動が起きる前兆と言える。次週以降、DLC直前のさらなる人口過密と、それに伴う他タイトルのシェア争いを注視する。
