2026年6月第4週(6月22日〜6月28日)のSteamにおける同時接続プレイヤー数データを分析する。今週は先週世界的な大爆発を見せた超大型DLCの熱気が維持される中、週末に開幕した「Steamサマーセール」の影響によって、過去のインディーヒット作や定番大作がランキング下位を激しくシャッフルする1週間となった。
Steam同接トップ10タイトルのプレイヤー数推移グラフ
Steam同接トップ10 前週比較表
| 順位 | タイトル | 平均同接(今週) | 前週順位 | 平均同接(前週) | 推移 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Elden Ring | 1,020,000 | 1 | 1,180,000 | ↓ (-160,000) |
| 2 | Counter-Strike 2 | 1,290,000 | 2 | 1,310,000 | ↓ (-20,000) |
| 3 | PUBG: BATTLEGROUNDS | 845,000 | 3 | 860,000 | ↓ (-15,000) |
| 4 | Dota 2 | 570,000 | 4 | 585,000 | ↓ (-15,000) |
| 5 | Apex Legends | 275,000 | 5 | 285,000 | ↓ (-10,000) |
| 6 | Street Fighter 6 | 235,000 | 6 | 245,000 | ↓ (-10,000) |
| 7 | Slay the Spire 2 | 230,000 | 7 | 240,000 | ↓ (-10,000) |
| 8 | Naraka: Bladepoint | 215,000 | 8 | 225,000 | ↓ (-10,000) |
| 9 | Palworld | 180,000 | – | – | NEW |
| 10 | Crimson Desert | 140,000 | 9 | 145,000 | ↓ (-5,000) |
1. 『Elden Ring』DLC熱の継続とミリオン維持
先週、驚異的な暴騰を見せた『Elden Ring』だが、今週も週平均で100万人超えを維持し、実質的なトップ(ピーク時ベース)の座を守り抜いた。DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」の難易度の高さがSNSやメディアで大きな議論を呼び、それが逆にプレイヤーの挑戦欲を刺激する形となっている。初動のピークからは16万人ほど数値を落としたものの、依然としてシングルプレイ主体のRPGとしては異例の占有率である。
2. サマーセール開幕と『Palworld』の電撃的再浮上
今週後半における最大の変動要因は、日本時間6月26日に開幕した「Steamサマーセール」である。このセール開始と同時に、待望の大型アップデート「桜島」を配信した『Palworld(パルワールド)』が9位に急浮上した。新エリアや新パルの追加、そして過去最大の割引率が重なったことで、休眠層が一斉に復帰。グラフ上でも金曜日以降に急激な垂直立ち上げを記録している。
3. セールによる他タイトルの微減傾向
『Counter-Strike 2』や『PUBG』などの基本無料タイトル、および『Street Fighter 6』などの中位タイトルは、前週比で一様に1万〜2万人規模の微減となった。これはサマーセールによってプレイヤーの関心や可処分時間が一時的に他のセール対象作(パルワールドや低価格インディーゲーム)へと分散したためである。市場全体の総アクティブ数は高水準を維持しているものの、既存の定番作にとっては耐え忍ぶ週末となった。
総括
今週のデータは、超大型DLCの余韻と年間最大級の大型セールという、二大ビッグイベントが激突した結果をリアルに反映している。次週はサマーセールの効果が中盤戦に入り、割引率の高い過去の名作やインディーゲームがさらにトップ10のライン際を脅かすと予想される。特にパルワールドがどこまで数値を伸ばし、既存のライブサービス群に食い込めるかが焦点となる。
