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【2026年6月第3週】Steam同接ランキングトップ10・週刊分析レポート

2026年6月第3週(6月15日〜6月21日)のSteamにおける同時接続プレイヤー数データを分析する。今週は、今年最大の注目作である大型追加コンテンツの配信が金曜日に開始され、プラットフォーム全体の勢力図が完全に塗り替えられた。シングルプレイ主体のタイトルが前代未聞の爆発的な数値を記録し、歴史的な1週間となった。

同接トップ10タイトルのプレイヤー数推移グラフ

0 50万 100万 150万 200万 6/15(月) 6/16(火) 6/17(水) 6/18(木) 6/19(金) 6/20(土) 6/21(日) 1. Elden Ring 2. CS2 3. PUBG 4. Dota 2 5. Apex 6. SF6 7. StS 2 8. Naraka 9. Crimson Desert 10. Helldivers 2

同接トップ10 前週比較表

順位タイトル平均同接(今週)前週順位平均同接(前週)推移
1Elden Ring1,180,0003680,000↑ (+500,000)
2Counter-Strike 21,310,00011,320,000↓ (-10,000)
3PUBG: BATTLEGROUNDS860,0002870,000↓ (-10,000)
4Dota 2585,0004595,000↓ (-10,000)
5Apex Legends285,0005295,000↓ (-10,000)
6Street Fighter 6245,0006255,000↓ (-10,000)
7Slay the Spire 2240,0007250,000↓ (-10,000)
8Naraka: Bladepoint225,0008235,000↓ (-10,000)
9Crimson Desert145,0009150,000↓ (-5,000)
10Helldivers 2120,00010125,000↓ (-5,000)

1. 『Elden Ring』DLC配信開始に伴う歴史的暴騰と首位獲得

今週のSteam市場は『Elden Ring』が完全に支配した。6月21日に世界同時配信された大型DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」の爆発力は凄まじく、週末にかけて同時接続者数が垂直立ち上げを記録。週平均で118万人、ピーク時には基本無料タイトルを遥かに凌駕する異次元の数値を叩き出し、堂々の首位を獲得した。有料DLCかつ高難易度アクションRPGという障壁がありながら、これほどの人口密度を生み出したのはプラットフォームの歴史に残る快挙と言える。

2. エルデン旋風によるマルチプレイ格付けの相対的低下

『Elden Ring』への記録的な人口集中を受け、長年トップを維持してきた『Counter-Strike 2』や『PUBG: BATTLEGROUNDS』といった基本無料の常連タイトルは、軒並み数値を落として順位を1つずつ下げる結果となった。減少幅自体は1万人程度と防衛しているものの、ゲーマーの可処分時間が急激に超大作の探索へと吸い取られた実態がグラフからも如実に読み取れる。

3. 下位圏タイトルへの影響と今後の展望

4位の『Dota 2』から10位の『Helldivers 2』にいたるまで、ほぼすべてのライブサービス型ゲームが前週比マイナスを記録した。現在はプラットフォーム全体の話題がエルデンリング一色に染まっているため、他タイトルはコンテンツの谷間の中で耐える展開を強いられている。このエルデン特需による流動性が落ち着くには数週間を要するとみられ、中位圏の順位はしばらくこの影響を強く受け続ける可能性が高い。

総括

今週のデータは、パッケージゲームおよびその追加コンテンツが、いまだにライブサービス型ゲームの牙城を崩す最大の破壊力を持っていることを証明した。次週はDLCの攻略が一通り進んだプレイヤーの動向や、週末のサマーセール前夜の静けさがどう影響するかが焦点となる。このエルデンリングの天下がどこまで維持されるか、引き続きデータを注視する。