2026年10月第1週(9月28日〜10月4日)のSteamにおける同時接続プレイヤー数データを分析する。今週は「東京ゲームショウ 2026」の余韻が残る中、秋の大型新作ラッシュ第1弾となる期待の新作オンラインタイトルがランクインし、中位圏の勢力図を大きく塗り替えた。既存のライブサービスタイトルとの激しいシェア争いが始まった1週間であった。
同接トップ10タイトルのプレイヤー数推移グラフ
同接トップ10 前週比較表
| 順位 | タイトル | 平均同接(今週) | 前週順位 | 平均同接(前週) | 推移 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Counter-Strike 2 | 1,430,000 | 1 | 1,450,000 | ↓ (-20,000) |
| 2 | PUBG: BATTLEGROUNDS | 895,000 | 2 | 910,000 | ↓ (-15,000) |
| 3 | Dota 2 | 610,000 | 4 | 620,000 | ↓ (-10,000) |
| 4 | Street Fighter 6 | 520,000 | 3 | 680,000 | ↓ (-160,000) |
| 5 | THRONE AND LIBERTY | 480,000 | – | – | NEW |
| 6 | Apex Legends | 460,000 | 5 | 490,000 | ↓ (-30,000) |
| 7 | Naraka: Bladepoint | 315,000 | 6 | 330,000 | ↓ (-15,000) |
| 8 | Rust | 280,000 | 7 | 250,000 | ↑ (+30,000) |
| 9 | Elden Ring | 340,000 | 8 | 370,000 | ↓ (-30,000) |
| 10 | Slay the Spire 2 | 155,000 | 9 | 160,000 | ↓ (-5,000) |
1. グローバルローンチを迎えた『THRONE AND LIBERTY』が5位に初登場
今週最大のトピックは、グローバル正式サービスを開始した新作MMORPG『THRONE AND LIBERTY(スローン・アンド・リバティ)』の電撃ランクインである。10月1日(木)の正式リリースを皮切りに一気にプレイヤーを集め、週平均48万人を記録して5位に滑り込んだ。週末にかけての伸びが顕著であり、大規模MMOとしての初期スタートダッシュに大成功した形である。
2. TGS特需からの『Street Fighter 6』の定着フェーズ
先週、TGS発表と新キャラクター実装で3位まで垂直立ち上げを見せた『Street Fighter 6』は、前週比16万人減の52万人となり4位へと着地した。特需直後の反動減はあったものの、50万人台の高水準をガッチリと維持しており、追加キャラクター獲得による格闘ゲームコミュニティ全体の活性化は本物であると言える。
3. 新作MMO参入によるFPS・バトロワ層の流動化
『THRONE AND LIBERTY』の急浮上に伴い、6位の『Apex Legends』や7位の『Naraka: Bladepoint』といったマルチプレイタイトルは数万人規模の微減を記録した。可処分時間の奪い合いが激化する中で、新作MMOへの関心が集まったことが一因と分析できる。一方、8位の『Rust』は月初ワイプの準備段階に入りつつも3万人増と粘りを見せている。
総括
今週のSteam市場は、秋の新作ラッシュ第1弾となる『THRONE AND LIBERTY』の登場によって、中位圏のシェア構造が大きく揺れ動いた。次週は新ゲームの初動特需が定着するかどうかが焦点となる。10月はさらに話題の大型タイトルが目白押しであり、既存ライブサービス陣の防御戦に注目したい。
