開発から10周年を迎えてなお幅広いプレイヤーに愛され続ける「Minecraft(マインクラフト)」。
スマホやSwitchなどの携帯ハードでもリリースされ、今でも週間、月間のソフト販売数で上位にランキングされ続けています。
そんなマインクラフトをこれから始める方のために、マインクラフトのバージョンや対応ハード別の費用をまとめました。
Minecraft:現行バージョンと対応ハード
マイクラは大きく分けて3バージョンが存在します
現行でリリースされているマインクラフトには2つのバージョン、「Minecraft」と「Minecraft JavaEdition」、「Minecraft PlayStation4Edition」が存在します。
基本的なビジュアルや遊び方は共通ですが対応ハードや細かい仕様などが異なるため、この3つは別のソフトであると認識して問題ありません。
それぞれの特徴を以下にまとめますので、まずは自分がプレイしたいマイクラはどのマイクラなのかという点を理解しましょう。
Minecraft(BE/統合版)
・プレイ年齢層が幅広く、プレイ人口が多い。
・スマホやSwitch対応のため導入のハードルが低い。
正式名称は『Minecraft』でありバージョン表記は付属しませんが、一般的にはJavaEditionと区別するため「BE(BedrockEdition)」や「統合版」と表記、呼称されます。
また、統合版の元となったスマホ版「PE(PocketEdition)」の名前で憶えている方もまだ多いようですが、現在は同じ統合版でありPEは存在しません。
スマホ(iOS,Android)やNintendo Switchでプレイできるのはこちらの「Minecraft」であり、導入のハードルが低く場所を選ばずにプレイできるため現在も幅広い年齢層を対象に販売数を伸ばし続けています。
また、異なるハード間でのクロスプラットフォームプレイ(クロスプレイ)が可能であることから幅広い友人、知人同士での協力プレイも可能です。
Minecraft(BE/統合版) | |
【対応ハード】 | 【価格】 |
iOS | \840 |
Android | \840 |
Nintendo Switch | \3880 |
Xboxone | \3980 |
Windows10 | \3132 |
※価格は販売店、販売サイトにより異なる場合があります。
※対応ハードにより価格は異なりますがゲーム内容は同じです。
※Windows10版は後述するMinecraft:JavaEditionとは異なるソフトです。
Minecraft JavaEdition
・数多くのModに対応しゲーム性の拡張が可能。
・対応するハードはPCのみ。
Minecraft JavaEditionはもともと元祖マイクラとしてPC向けにリリースされ、今日のマインクラフトの基礎となったアプリケーションです。
統合版の登場により名前が「Minecraft」から「Minecraft JavaEdition」に変更になりました。
JavaEditionのみで導入可能なMod(追加プログラム)が数多く存在し、本来のマイクラの枠に収まらない幅広い拡張性で今なお高い人気を誇ります。
対応するハードはPC(Win/Mac)のみとなりますが、必要スペックはそれほど高くありません。
Minecraft JavaEdition | |
【対応ハード】 | 【価格】 |
PC(Win) | \3240 |
PC(Mac) | \3240 |
※価格はAmazon 2019/6時点
※先述のMinecraft(統合版)Windows10版とは異なるソフトです。
※ 最低システム要件:
Intel PentiumまたはAMD Athlon 64 (K8) 2.6Ghz搭載のWindows、Linux、またはMac
2GBのRAM、150MBのHDD、GeForce200シリーズまたは同等のグラフィックカード
Java (java SE 7 Update 4以降)
Minecraft PlayStation4Edition
・PS4独自仕様のコンソール版であり導入メリットは少ない。
MinecraftはこれまでPC版(後のJavaEdition)以外に数々のコンソール機(家庭用ゲーム機)に向けた専用バージョンがリリースされてきました。
その中でiOS,Android,Switch,Xboxone,Windows10版が仕様を共通化して統合版が生まれ、コンソール版の中で唯一独自仕様のまま残ったのがMinecraft PlayStation4Editionです。
(当時Sonyが他社機とのクロスプレイに否定的なスタンスだったことが原因とも言われていますが・・・)
プレイ人口としては3タイプの中で(おそらく)最も少なく、クロスプレイも不可能です。
Minecraft PlayStation4Edition | |
【対応ハード】 | 【価格】 |
PS4 | \2592 |
Minecraft:導入時のおすすめバージョン
これから新規でMinecraftを始める場合、基本的には所有するハードに対応したものを選べば問題ありません。
基本的なゲーム性(サバイバルや建築、回路設計など)はすべてほぼ共通で、異なるのは微細な部分の仕様のみです。
ただし、複数のハードから選択することが可能である場合は以下のことを踏まえて選ぶことをおすすめします。
現在最もプレイ人口が多いのはMinecraft(統合版)
スマホ(iOS,Android)に対応していることに加え、携帯/据え置きゲーム機として販売数が多いNintendoSwitch版もリリースしていることから2019年現在のアクティブユーザーとしては統合版が最も多いと言えるでしょう。
3つのバージョンは同じマイクラとは言え中身の仕様が微妙に異なるため、友人、知人との同時プレイや情報共有を前提にするのであれば同じバージョンを選ぶことが第一条件となります。
この条件であれば導入のハードルが最も低く、幅広く複数のハードでクロスプレイが可能なMinecraft(統合版)が第一候補になるでしょう。
より深くMinecraftを堪能するならMinecraft JavaEdition
対応ハードはPC(Win/Mac)に限られますが、より深くMinecraftを遊びつくすならJavaEditionが第一候補となるでしょう。
有志が制作、公開する数々のModは本来のMinecraftを大幅に拡張し、数限りない選択肢のビジュアルやゲーム性をもたらすことが可能です。
マニアックにMinecraftを楽しむならJavaEditionがおすすめです。
Minecraft:攻略の情報量は統合版/JavaEditionともに充実
マインクラフトのゲーム性はシンプルでありながらとても奥深く、知識さえあれば自動回路の設計や壮大な建築などの様々な想像を具現化することが出来ます。
レクチャー情報や動画も数多く公開されており、これらの情報はプレイを進めるうえで必須のものとなるでしょう。
ネットで拾える攻略情報のほとんどはもともとJavaEditionで研究、開発されたものでした。
ですが最近は統合版のプレイヤーも増え、需要に従って統合版の攻略情報もかなり充実してきました。
そのため、この両者であればどちらを選んでも思い通りの情報を見つけることが出来るでしょう。
Minecraft:iOS,Androidにおすすめの操作デバイス
Minecraftの操作はiOS,Androidであればタッチパッド、SwitchやXboxone,PS4であればゲームパッド、PCであればマウス&キーボードを用いて行います。
この中で、ゲームパッドやマウス&キーボードに比較してタッチパッドの操作は慣れていない人にはなかなか操作しづらいものです。
マインクラフトはゲームの特性上プレイが長時間に及ぶことも少なくないため、iOS,Androidでプレイする場合はゲーム用の操作デバイスを導入することも楽しくプレイする上で有効な手段になるでしょう。