マイクラの醍醐味のひとつである回路を使った装置作り。
そして、マイクラを始めたばかりのときはハードルが高く感じるのも回路ですね。
今回はそんなレッドストーン回路の中で、入力装置に関する基本的知識をマイクラ初心者向けにおさらいしてみます。
「何を使えばどんな信号を取り出すことが出来る」をザックリ覚えておくだけでいろんな装置を自作するための強力な下地になるので、是非参考にしてみてください。
基本的な入力装置の種類
基本的な入力装置には以下のようなものがありますね。
・レッドストーントーチ
・レッドストーンブロック
・レバー
・ボタン
・重量感知版(感圧版)
・日照センサー
・観察者(オブザーバー)
・レッドストーンコンパレーター
実際は他にもいろんな信号の取り出し方が存在しますが、何かの装置を作ろうとするとまず思い浮かぶのはこんなところでしょうか。
これらの簡単な解説と使い方の例を順番に見ていきますよ。
レッドストーントーチ
レッドストーントーチはたいまつのように設置でき、常にONの信号を発信する入力装置です。
なので、レッドストーントーチはON/OFFを切り替える必要が無い装置への入力に使用します。
ですが、実際に何かの自動、半自動の装置を作ろうとした場合はON/OFF機能を伴うことが多いので、入力装置としてはあまり使用することが無いかも知れませんね。
私も信号伝達編で書いたような「信号の反転」に使うケースの方が多いです。
レッドストーントーチの使用例
トロッコのレールに使う加速用の動力は基本的にON/OFFを切り替える必要が無いので、レッドストーントーチを入力として使用するケースが多いですね。
レッドストーンブロック
レッドストーンブロックもレッドストーントーチと同じく常にONの信号を発信します。
トーチと違うのはひとつのブロックとして設置できるという点。
レッドストーントーチは設置したブロックへは信号を入力しないがレッドストーンブロックは接するすべての面に対して信号を入力するので、素材のレッドストーンをケチる必要が無いならブロックの方が設置の自由度は高い場合が多いです。
後はピストンで押すことも出来るので、レッドストーンブロックの移動によって回路の信号をON/OFFするような機構も簡単に作ることが出来ますね。
レッドストーンブロックの使用例
レッドストーントーチと同じくレールの動力に使う場合、レッドストーンブロックの上にレールを敷くことが出来るのでレッドストーントーチよりも装置のサイズをコンパクトにすることが出来ますね。
レバー
レバーは手動でON/OFFの入力信号を切り替えることが出来る装置です。
自動で切り変わることは無いので、ONのまま、もしくはOFFのままで維持したい場合に使用します。
常に動かし続けるような装置ではなく、使用するときだけONにしたい場合、使用しない時はOFFにしたい場合に便利ですね。
設置した状態ではOFF、その後は操作するたびにON・OFF・ON・・・と切り替えることが出来ます。
レバーの使用例
このブログでも紹介した自動かまど焼き機は資材と燃料の運搬にトロッコを走らせているため、使わない時はゲーム内の処理を軽くするためOFFにしておきたい。
なのでレバーを使って使用するときだけ手動でON、素材と燃料がかまどに行き渡ったら手動でOFFにしています。
さらに下画像のようにレバーの根元にレッドストーンランプを設置すれば、装置ONでランプ点灯、装置OFFでランプ消灯って感じで装置のONOFFがひと目でわかるようになって超便利。
ボタン
ボタンは押すたびに一度だけONの信号を発する装置です。
押し込まれたボタンは数秒間後に元に戻り、同時にON信号も途切れるので、一度の操作で一時的にONにした後に自動的にOFFに戻したい装置を動かすことに向いているアイテムですね。
ボタンの使用例
真っ先に思い浮かぶのは家のドアの開閉ですね。
ドアは開けっぱなしだと敵mobが家に侵入してしまうこともありますから、開けるときと閉めるときの2回の操作をしないといけません。
が、ドアの横にボタンを設置して使用すると一定時間後に自動でドアが閉まってくれるので便利です。
ネザーゲートはゾンビピッグマンが通り抜けてきたりするんで、扉を設置&ボタンで開閉にすると安全。
重量感知版(感圧版)
重量感知版(感圧版)は重量を感知している間ONの信号を発する装置です。
キャラクターなどが上に乗ることで重量に反応して作動します。
「木<石<金<鉄」の4種類があり、実はこの順番で作動するために必要な重さが違います。
木は自分やmob、ドロップアイテムなどすべてのものに反応してONの信号を発しますが、石はドロップアイテムでは反応せず、作動させるには自分やmobが上に乗る必要があります。
また、金や鉄の感圧版は上に乗るものの重さで出力する信号の強度が変わりますが・・・信号強度についてはちょっと難易度が高いのと、普通にサバイバルでいろんな装置を作るうえではそこまで必要な知識ではないのでココでは説明を省きます。
長くなっちゃうんでねwまた今度。
重量感知版(感圧版)の使用例
ドアの前に設置することで何の操作もなく通り抜けることが出来て便利です。
感圧版から降りるとONの信号が途切れるので、ドアを通り抜けた後は自動的に閉まってくれますね。
ただし!
ドアの外側に感圧版を設置すると敵mobや村人、動物たちが乗っただけでも作動して勝手に家に入ってきてしまうので、感圧版は家の中から外に出るときだけ使用しましょう。
家の外側はmobが勝手に操作できないボタンにしておく方が良いですね。
拠点の出口はデフォで感圧版です!
日照センサー
日照センサーは昼もしくは夜の時間の変化を感知してON信号を発する装置です。
モードは切り替えることができ、昼モードにしておけば明るい間はONの信号を出し続け、夜モードにしておけば暗い間はONの信号を出し続けます。
昼だけ、もしくは夜だけに動かしておきたい装置のON/OFFの切り替えを自動化するのに便利ですね。
日照センサーの使用例
夜モードで使用すれば、レッドストーンランプなどのON/OFFが出来る照明装置を夜の間だけ点灯させるといった使い方が出来ます。
省エネになりますね。
まぁレッドストーン装置には消費するエネルギーの概念はありませんがw
観察者(オブザーバー)
観察者は目の前のブロックの変化を感知して背面にON信号を発する装置です。
かなり特殊な入力装置のひとつですね。
顔が付いた側が感知側、赤い点がある方が信号側です。
感知側の目の前のブロックに変化があった場合に作動するので、例えば新しいブロックが置かれたとか、ドアが開いたとか、アレとかコレとか・・・いろんなことに使える分、説明が難しいですねw
観察者(オブザーバー)の使用例
上に伸びる類の植物の自動収穫なんかに使うと便利です。
サトウキビは根元のひとマスを残しておけば勝手に上に伸びてくれるので、3マス目に到達したことを観察者で感知して2マス目をピストンで刈り取る、みたいなことが出来ます。
レッドストーンコンパレーター
レッドストーンコンパレーターはブロックの状態を計測して信号を発する装置です。
これも難易度高めの特殊な入力装置ですね。
計測できるブロックで代表的なのはチェストやホッパーなどの、中にアイテムを収納できるブロックです。
中身が0なら信号はOFF、それ以上は中に入っているアイテムの数によって信号の強さが変わるので、アイテムの収納具合を見て自動で作動する装置などを作る場合に使用することが出来ます。
他にも大釜に入った水の量や額縁にはめたアイテムの角度を計測して信号を取り出すことも出来ますが、これも説明が長くなる&普通にサバイバルしているうえではあんまり使わないので割愛しますw
レッドストーンコンパレーターの使用例
用途はかなり広くてマニアックですが、もっともメジャーなのはアイテム自動仕分け装置ですかね。
ホッパーに流れてくるアイテムの数を計測して装置のON/OFFを切り替えることで、特定のアイテムだけ別経路に流して仕分けすることが出来ます。
他には木の成長具合を計測して装置を動かす自動木材生成装置などにも使えますね。
まとめ
ということで、マイクラ初心者向けにレッドストーン回路の信号入力装置について簡単に説明してみました。
他にも入力に使えるアイテムは多々ありますが、何かの装置を作ろうと思ってググった時に頻繁に使用されるのはひとまずこんなところでしょう。
何かの装置を作ろうと思って作り方を調べる時には、そのままコピーするだけではなく、各ブロックの働きを理解して何故動いているのかを考える癖をつけることでアレンジや修理、不具合の対処が自力で出来るようになってきます。
自分で考えていろいろと対処できることが増えればマイクラがさらに楽しくなりますよ^^