マインクラフト統合版(Minecraft BE,Bedrock)のレッドストーン回路を使って、複数の選択肢からランダムにひとつを選ぶ抽選回路を紹介します。
ピストンを使ったランダム抽選回路
2つの選択肢から1つを抽選する
2つのピストンのアームがお互いに干渉するように配置し、2つのピストンに同時にレッドストーン信号を入力した場合、アームが伸びる確率が互いに約50%となる現象を利用します。
(ただし、正確に50%の確率に収束するかは確かめようがないためわかりません。)
図のように2つの吸着ピストンでひとつのレッドストーンブロックを押すように配置します。
ピストンに同時に信号を送ると、ピストンはどちらかのアームが延び、どちらかは先に延びたアームに邪魔されて伸びることができません。
伸びたアームに押されたレッドストーンブロックは、一方の接続先(図ではレッドストーンランプ)に信号を入力します。
複数の選択肢から1つを抽選する
選択肢が2つではなく複数ある場合、1/2のランダム抽選を繰り返して母数を増やすことが出来ます。
ただし確率が均等に割り振られるためには2択、4択、8択、16択と分母が2の乗数である必要があります。
また選択肢が多いと回路全体のサイズも大きくなってしまうため注意が必要です。
2分の1の抽選で使用したものと同じ構造のピストンを、信号の接続先に連なるように配置します。
画像は2択→4択→8択に拡大した回路。
ただし回路が干渉しないように注意してください。
中央のボタンを押すと、8つのレッドストーンランプのうちどれかひとつが点灯します。