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【マイクラ統合版】レッドストーン回路の基本を学ぼう!信号伝達編

マイクラの醍醐味の一つと言えば、レッドストーン回路を使ったいろんな装置を作り出せることです。
でも回路設計は初心者にとってはかなりハードルが高いのも事実。

・装置の作り方を説明しているサイトや動画はあるけどなぜ動いているのかが理解できない。
・回路を説明しているサイトは上級者向けのものばっかりで理解できない。

そんな不満を持っている方のために、レッドストーン回路を基礎の基礎からおさらいしましょう。

このページでは『レッドストーン信号を伝達する方法の基本』に絞って書いていきます。

この記事ではSwitch、XboxOne、Windows10、ios、android等でプレイできる「マイクラ統合版(BE)」での検証結果をもとに書いています。

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レッドストーン信号を伝達する方法の基本

マイクラの世界には、レッドストーン回路と呼ばれる動力が存在します。

レッドストーン回路とは、簡単に言えばONやOFFの信号を発し(出力)、伝え(伝達)、受け取る(入力)ことで装置が動く仕組みのこと。

今回はこの中で『伝える(伝達)』方法の基礎を説明します。

レッドストーンパウダー

レッドストーン回路の主役といえば「レッドストーンパウダー」です。

レッドストーンパウダーは地下を採掘していればレッドストーン鉱石から頻繁に入手することが出来ます。

そしてこのレッドストーンパウダーは、回路上では『伝達』を担う基本アイテムとして使用します。

レッドストーンパウダーで信号を伝達する

さっそく、レッドストーンパウダーを用いて信号を伝達してみましょう。

検証のためには信号を「発する(出力)」ものと「受け取る(入力)」ものが必要なので、ここでは『レバー(出力)』と『レッドストーンランプ(入力)』を使用しています。

レバー・・・設置した状態ではOFF、以降は操作するたびにON/OFFが切り替わる出力装置。

レッドストーンランプ・・・レッドストーン信号「ON」を受け取ることで光を灯すことが出来る照明装置。

まずは、単純にレバーとレッドストーンランプをレッドストーンパウダーで繋ぎます。

レッドストーン_信号伝達

レッドストーンパウダーはブロック上に設置することができ、隣り合う位置にもレッドストーンパウダーが設置されている場合は自動的に線のように繋がります。

画像はレッドストーンパウダーを15ブロック分繋いで、レバーからのON信号をレッドストーンランプに伝えています。

この15ブロックという数字は、レッドストーンパウダーのみで信号を伝える場合の最長距離になりますので覚えておきましょう。

これ以上距離を伸ばしてもレッドストーンパウダーだけでは信号を届けることが出来ません。

厳密に言えばレッドストーン信号には『信号強度』と呼ばれる概念があり、最大で15の強度を持ちます。
そしてレッドストーンパウダーを伝わる信号は距離によって強度が弱まっていきます。
15ブロックを超える距離をレッドストーンパウダーで繋ごうとしても信号強度が0になりONの信号が届かない、ということです。

レッドストーンリピーターで延長する

ここで一例。
15ブロックを超える距離に信号を伝えたい場合はどうするか。

この場合は、レッドストーンリピーターを使うのが一般的です。

レッドストーン_信号延長

レッドストーンリピーターも信号を「伝達」するためのアイテムです。

そしてレッドストーンリピーターは、受け取った信号の強度に関わらず最高強度15の信号を発する、という性質があります。

そのため、レッドストーンリピーターで回路を繋いだ場合はそこからさらに15ブロック分のレッドストーンパウダーを延長することが可能になります。

レッドストーンパウダーから信号が伝わる範囲

レッドストーンパウダーからの信号を装置に入力する場合は特別な操作は必要なく、接地したレッドストーンパウダーと装置が隣り合っていれば信号は伝わります。
(ただし、線上に伸びたパウダーの横では信号を拾わないものもあります。)

では正確にはどの範囲に伝わっているのか、というのを確かめてみましょう。

こちらの図が答えになります。

レッドストーン_ブロックへの伝達

図で②のブロックの上に置いてあるのが、レバーから伸ばしたレッドストーンパウダーの先端です。
このレッドストーンパウダーに伝わってきたONの信号は、①と②のブロックに伝達されます。

図の①②には直接信号が伝わっている

前提としてレッドストーンパウダーを伝う信号は直接信号です。
そして、レッドストーンパウダーは接続されたブロックへ直接信号を受け渡します。

図の①のレッドストーンランプにはレッドストーンパウダーから直接信号が入力されているため、さらに隣り合った上下に接するレッドストーンランプへ間接信号を受け渡し、光らせることが出来ます。

こちらは①と②の影響範囲のイメージです。

レッドストーン_ブロックへの伝達例

(信号はレバーで代用しています。)

実際には一部重なりあいますが、信号の影響を受ける範囲は「①とその隣接ブロック」及び「②とその隣接ブロック」になります。

たった一つのレッドストーンパウダーから、これだけ広範囲に信号が伝わっているんですね。

ブロックとハーフブロックの違い

レッドストーンで信号を伝達するには、レッドストーンを敷くための土台となるブロックが必要です。

ということで、ブロックの形状による信号の伝わり方の違いを見てみましょう。

ここでは代表的な「ブロック」と「ハーフブロック」の違いを比べます。

上付きハーフブロックと下付きハーフブロック

ハーフブロックには上付きと下付きがありますので、まずはここから比べましょう。

レッドストーン_ハーフブロックの特性

図でわかる通り、下付きハーフブロックには回路に必要なアイテムを設置することが出来ません。

そのため、回路の土台としてハーフブロックを使用する場合は「上付きハーフブロック」を使用しましょう。

ブロックとハーフブロックに信号を伝えてみる

今度はレッドストーンの土台としてではなく、信号を伝える対象として比べてみましょう。

その図がこちら。

レッドストーン_ブロックの伝達

2枚の図からわかるように、ハーフブロックへ信号を入力しても隣接するブロックへの信号の伝播が見られません。

これは、ハーフブロックが信号を受け取らない仕様になっているためです。

上に敷いたレッドストーンを伝って信号を伸ばすことは可能ですが、土台となる、もしくは入力先となるハーフブロックへは信号が伝わっていない、ということですね。

合わせてこちらの図も。

レッドストーン_ハーフブロックの特性2

同じようにレッドストーンを敷いて信号を流した状態です。

ブロックに隣接するレッドストーンランプは光っていますがハーフブロックに隣接するレッドストーンランプは光っていないことが確認できますね。

ハーフブロックの便利な使い方

信号の伝達の様子を見る限り、回路に使用するのはハーフブロックではなくブロックの方が良いのでは?と思ってしまいますね。

ですが、ハーフブロックには、その特性を生かした便利な使い方もあります。

その1つの例がこちら。

レッドストーン_ハーフブロックの段組み1

段差のあるブロックへレッドストーンを使って信号を伝達している図です。

こちらの図ではブロックとハーフブロックに違いはありませんが、段差を折り返すように組んでみると違いが出ます。

レッドストーン_ハーフブロックの段組み2

ブロックは段ちがいに組んだ場合、エッジが接するところでレッドストーンの信号が途切れてしまいます。

しかし、上付きハーフブロックは段ちがいに組んでもエッジが接しないため、信号を上へ伝えることが出来るんです。

この特性を利用すれば、このような構造でも信号を伝えることが可能です。

レッドストーン_ハーフブロックの段組み3

ハーフブロックを段ちがいに組むことで、15ブロック上方に信号を伝えることが出来るんですね。

ブロックを使って同じ高さまで信号を送るには、ブロックを螺旋階段上に組む必要があります。

これに比べてハーフブロックでは交互に段ちがいになるように組むだけで良いので、占領するスペースが少ない、という利点があります。

このように使用するブロックの特性を上手く利用すれば、装置の省スペース化や使う資材の節約も可能になることがあるんですね。

レッドストーントーチ

レッドストーントーチは、基本的には信号を発する装置です。

そして、レバーがOFF/ONを切り替えられるのに対し、レッドストーントーチは常にONの状態であるという特性があります。

レッドストーントーチの信号伝達範囲

この図では、トーチが発するONの信号をレッドストーンを使ってレッドストーンランプへ伝達しています。

レッドストーン_トーチの基本

レッドストーントーチが発する信号の影響範囲はこちら。

レッドストーン_トーチの信号範囲

トーチが設置されている空間①と、その1ブロック上にある②にトーチの信号が伝わり、①と②に隣接するブロックも影響を受けて光っている様子がわかりますね。

なお、例外的にトーチの棒の部分が刺さっている③のブロックだけは①に隣接しているにもかかわらず信号を受け取っていません。

試しにトーチをブロックの側面に設置してみると・・・

レッドストーン_トーチの信号範囲2

同じようにトーチの棒部分が刺さっているブロックのみ信号を受け取っていないことがわかります。

すこし特殊ですが、これがレッドストーントーチが発する信号の範囲です。

レッドストーントーチで信号を反転する

レッドストーントーチは常にONの信号を発する出力装置ですが、回路の中に組み込んで特殊な使い方をすることがあります。

それがこちら。

レッドストーン_トーチの信号反転

一番上は、レッドストーントーチのON信号がレッドストーンランプに伝わって光っています。

しかし、一番下のようにトーチを設置したブロックへON信号を流すと、ブロックに設置されたレッドストーントーチはOFFになり、レッドストーンランプが消えていることがわかります。

これを信号の反転と呼びます。

信号の反転は、少し複雑な回路を作るときに頻繁に使用されます。

ここでは具体的な反転の活用方法には触れませんが、何かしらの装置を作る場合にかなり使用頻度が高い『伝達のテクニック』になりますので合わせて覚えておいてください。

最後に

以上、レッドストーン回路のうち『信号を伝達する』ことに絞った基本的な方法や例について解説してみました。

やはり基本的なことから説明すると、思ったより長くなってしまいますねw

実際には、もっと様々なアイテムを使用したもっといろいろな回路の構成方法が存在しますので、このサイトでも少しずつ掘り下げていろいろな回路の組み方を説明していきたいと思います。

次回は「特殊な回路」か「入出力装置」か・・・

準備が出来たら書いていきますのでお楽しみに!