マインクラフト統合版においておそらく最強の経験値効率を誇る『定点湧きネザー転送式ガーディアントラップ』。
▶このブログでも作り方を紹介しているので気になる方はこちら↓をご覧ください。
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ただしこのガーディアントラップ、実は一点だけ欠点があるんです。
定点湧きガーディアントラップは『湧きすぎる』ことが欠点
ズバリ、定点湧きガーディアントラップの欠点は『湧きすぎる』こと。
湧いたガーディアンをネザーに転送してしまうため安全装置としての『グローバル上限』(シミュレーション範囲内には200体しか敵mobが湧くことが出来ないという仕様)が機能せず、ハイペースで際限なくガーディアンが湧いてしまいます。
統合版はiOSやAndroid、Switchなどハード自体のマシンパワーが低いことも多く、大量の敵mobをストックすると処理落ちで画面がカックカク。
定点湧きのガーディアントラップでは、うっかり10分も放置してしまうと描画計算が追い付かず、処理層のあるネザーに入ることすら出来ないほどのガーディアンが湧いてしまいます。
このままではせっかくの最強ガーディアントラップも安心して運用できない・・・。
ガーディアントラップの湧きすぎを防止する安全装置
もともとマイクラ統合版は、スペックの違ういろんなハードに対応するために『グローバル上限』という制限仕様があります。(と思います。)
が、先に述べたようにネザー転送式のガーディアントラップでは転送先がシミュレーション範囲から外れるため、この制限仕様が機能しません。
であるならば、危険なガーディアントラップに自分で安全装置を追加してしまおう!というのが今回の趣旨。
そして作るのが『長周期タイマー』です。
最大約6分の計測が可能な長周期タイマー
マイクラで有名、且つ簡単に作れるタイマーと言えば、ホッパーを向かい合わせに設置してアイテムの移動を監視するホッパー式タイマーです。
しかし、このタイマーでは最長で約2分の時間しか測れません。
(ホッパーの最大容量64×5スタックの移動にかかる時間が約2分)
ですが、さすがに2分ではガーディアンが充分に湧くには時間が足りない。
そこで、もっと長い時間を計測できる『長周期タイマー』を作っていきましょう。
この長周期タイマーを使えば、最大約6分の時間を計測することが可能になります。
長周期タイマーの作り方
長周期タイマーも、基本的にはホッパーを使用した同じ原理の装置です。
ホッパー4つを円形に組み、アイテム移動の順番を整理するレッドストーンをピストンで制御するだけ。
このままでは途切れるポイントのないクロック回路になってしまうので、1方向の回路を撤去してレッドストーンを配置したら完成。
OFF時にレッドストーンが乗っているホッパーに時間調整用のアイテムを入れ、回路が繋がっていないピストンを起動すればタイマー装置が始動します。
装置はアイテムの移動と連動するレッドストーンが1周廻って戻ってきたら終了。
最大64個×5スタックのアイテムを入れれば約6分で1周する計算です。
ガーディアントラップをタイマー管理用に改造
ガーディアントラップは定点湧きのポイントからネザーゲートへ水流を設置した構造なので、この水流をタイマー管理でON/OFFできるように改造しましょう。
実際にガーディアントラップ全体を改造した画像がこちらです。
中央付近にタイマーを設置し、全25カ所の定点湧きポイントまで信号を伸ばして制御しています。
中央に縦に伸びるスライムブロックは、この上にある待機場所からタイマーを起動するための延長回路です。
ご自分の施設の設計に合わせてアレンジしてみてください。
使用するハードに合わせてタイマー時間を調整できる
この長周期タイマーは、ホッパーに入れるアイテムの量でタイマー時間を調整することが出来ます。
最大数の64個×5スタック分のアイテムを入れるとタイマー時間は約6分。
プレイするハードによって処理能力が違いますので、様子を見ながらタイマー時間を調整してみてください。
ちなみに筆者はXboxoneでプレイしていますが、タイマー時間は約4分(64個×3スタック+32個)でちょうどいい感じ。
これで自動的にガーディアンの湧きが止まるので、処理層があるネザーに入ったらロードが終わらないとか、処理落ちでプレイを続行できないということは全く無くなりました。
これで最強経験値トラップを安全に使いこなすことが可能です。
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