Minecraft BEのコマンドの使い方備忘録。
「特定のアイテムを所持していることを検知する」
「特定のアイテムを持っていないことをトリガーにする」
といった用途で使用できるコマンド。
※2023.4.9 例のexecuteコマンド構文を新構文に修正しました
“hasitem”を使用する場合
”hasitem”はその名の通り「アイテムを持っている」ことを指定するセレクター条件。
例1
testfor @a[hasitem={item=diamond}]
→ダイヤモンドを持っているプレイヤーをカウントする。
【チェーン:条件付き】で接続されたコマンドブロックへ対しては
▶成功)ダイヤモンドを持っているプレイヤーが一人でもいる
→チェーン実行
▶失敗)ダイヤモンドを持っているプレイヤーが一人もいない
→チェーン不実行
となる。
例2
execute as @a[hasitem={item=diamond}] run effect @s nightvision 100 0 true
→ダイヤモンドを持っているプレイヤーが自分へ暗視効果(エフェクト無)を100秒付与する。
”clear”を使用する場合
”clear”はプレイヤーのインベントリから特定のアイテムを削除するコマンドであるが、「持っていないアイテムは削除できない」という特性を利用するとアイテムの所持を検知するトリガーとして使用することが出来る。
例
clear @a[tag=1] diamond 0 0
→タグ「1」を持つプレイヤーからダイヤモンドを0個削除する。
【チェーン:条件付き】で接続されたコマンドブロックへ対しては
▶成功)ダイヤモンドを持っているプレイヤーからダイヤモンドを0個削除する
→チェーン実行
▶失敗)ダイヤモンドを持っているプレイヤーがいないから削除できない
→チェーン不実行
となる。