無料配布ワールドを作成した際に使用したコマンドの便利な使い方の備忘録です。
プレイヤーに管理番号を付ける
マイクラでミニゲームなどを作る場合に、参加するプレイヤーの得点やステータスを管理するための管理番号を付けることがあると思います。
ここでは例として、参加プレイヤーに”PL”スコアを1~8まで(ゲーム定員MAX8人想定)ランダム且つ重複なく付与するコマンドを書き記します。
管理番号を付与するコマンド
1,管理番号用のスコアボードを作成する。
/scoreboard objective add PL dummy
解説:
管理番号用のスコアボード”PL”(=Player)を作成します。
タイプは統合版なので”dummy”一択しかありません。
2,ランダム且つ重複しない管理番号を付ける。
(衝撃)
/scoreboard players set @a PL 0
∟(チェーン・条件付き)
/scoreboard players set @r[scores={PL=0}] PL 1
∟(チェーン・条件付き)
/scoreboard players set @r[scores={PL=0}] PL 2
∟(チェーン・条件付き)
/scoreboard players set @r[scores={PL=0}] PL 3
∟(チェーン・条件付き)
/scoreboard players set @r[scores={PL=0}] PL 4
∟(チェーン・条件付き)
/scoreboard players set @r[scores={PL=0}] PL 5
∟(チェーン・条件付き)
/scoreboard players set @r[scores={PL=0}] PL 6
∟(チェーン・条件付き)
/scoreboard players set @r[scores={PL=0}] PL 7
∟(チェーン・条件付き)
/scoreboard players set @r[scores={PL=0}] PL 8
解説:
まずプレイヤー全員(@a)のスコア”PL”を0にセットし、ランダムに一人ずつ(@r)PLスコア0を1~8に書き換えていきます。
一度書き換えられたプレイヤー({PL=0}ではなくなったプレイヤー)は対象から外れるため、重複なく全員を一度ずつ処理することが出来ます。
なお人数が8人以下だった場合、番号は1から順番に人数分割り振られます。
人数が8人以上だった場合はオーバーしたプレイヤーが{PL=0}の状態で残るため、{PL=0}をセレクターとしてモードをスペクテイターに変更するなどの処理を加えることが出来ます。