マインクラフト統合版で1~2を争う人気トラップ『アイアンゴーレムトラップ』。
基本的な作り方もさることながら、Youtube視聴者の方から「ゴーレムはプレイヤーからどの程度離れても湧きますか?」というトラップの反応距離についての質問をいただくことが結構ありました。
なので、この際しっかりと調べてみました。
結構面白い検証結果が出てますので、ぜひ参考にしてみてください。
アイアンゴーレムトラップには反応距離が存在する
マイクラゲーム内には『シミュレーション距離』が存在していることはご存知の方も多いでしょう。
シミュレーション距離とは、プレイヤーから一定距離内の時間が流れている範囲のことであり、この距離以上に離れると時間が流れなくなります。
そして、アイアンゴーレムトラップにはシミュレーション距離とは違う『反応距離』が存在していることが今回わかりました。
注)「反応距離」は私の造語です。
アイアンゴーレムトラップの反応距離とは
アイアンゴーレムトラップは、プレイヤーがある程度の範囲内に居ないと稼働しません。
言い換えると、一定距離以上プレイヤーが離れてしまうと猫やゴーレムが湧きません。
これを勝手に『反応距離』と呼んでいます。
実はずっと「シミュレーション距離と一緒だろう」と思っていたんですが、調べてみたら全然違う結果になったんですよね。
図解!アイアンゴーレムトラップ反応距離
検証の結果、アイアンゴーレムトラップの反応距離は
- シミュレーション距離の設定によって大きさが変わる。
- シミュレーション距離と同じ大きさではない。
という衝撃の結果が出ています。
さっそく図で見ていきましょう。

反応距離4~12と記載していますが、この数字はシミュレーション距離の設定値を指します。
シミュレーション距離を4に設定したときの反応距離が「反応距離4」という建付けです。
一覧表にすると以下。
シミュレーション距離 | 4 | 6 | 8 | 10 | 12 |
反応距離(X,Z) | 63 | 79 | 95 | 111 | 127 |
反応距離(Y) | 45 | 61 | 75 | 91 | 107 |
反応距離は村の中心(村長のベッド)からの距離を指します。
(出発点=村長のベッドは含まず)
図でわかる通り範囲は正方形で、シミュレーション距離の設定と連動して変わるけどシミュレーション距離と同じではない。
さらに高さにも制限がある。
こんな特殊な仕様が隠れていました。驚きですねw
ちなみに村の統合範囲は中心からX,Z方向に95ブロック、Y方向に75ブロックでシミュレーション距離にかかわらず一定です。
反応距離を利用すれば複数のゴーレムトラップを稼働させることが出来る
アイアンゴーレムトラップの反応距離がわかり、且つシミュレーション距離とも村の統合範囲とも違う数字であることがわかりました。
ここまでわかれば、村が統合されない=アイアンゴーレムトラップが独立稼働する距離を保ちつつ最大何個まで稼働させられるかがわかります。
図解すると以下。

左はシミュ距離4の場合。
図の中の十字の印がゴーレムトラップの中心だと思ってください。
4つを統合されない距離を保って配置し、プレイヤーが中心に立った図ですが、すべてのゴーレムトラップが反応範囲にはありますがシミュレーション距離の外にあります。
という事は稼働は無理という事なので、プレイヤーを4つの中心ではなく2つの中心に立たせて平面2基稼働が上限だとわかりますね。
さらに高さを利用した場合上下で2段の配置が可能なので、シミュレーション距離4ではアイアンゴーレムトラップは同時に4基まで稼働させることが可能という事になります。
右はシミュ距離8の場合。
平面配置で4基が反応距離内且つシミュ距離内に配置できるため、さらに上下2段配置を活用して最大同時8基までの稼働が可能になります。
真ん中はシミュ距離6の場合。
ちょっとギリギリすぎて8基イケるかどうか微妙なところです。
ベッドの配置を工夫すればイケるかも知れませんが、4基同時稼働で運用する方が余裕を持った設計が出来そうですね。
実例:アイアンゴーレムトラップ15基同時稼働
さらに同じ理屈で、シミュレーション距離を10or12まで広げれば反応距離が統合距離を超えるため、もっと多くのアイアンゴーレムトラップを稼働させることが可能になります。
以下は実際に15基同時稼働を実現した動画です。
ちなみに最大数はおそらく18基同時稼働。
ですが、気付いたのが動画アップ後だったためめんどくさくてあきらめましたw
シミュレーション距離はプレイするデバイスによって上限値が変わりますので、みなさんの環境に合わせた最大数を是非試してみてください。