【マイクラ統合版】村長固定の原理と方法とハードによる違い

アイアンゴーレムトラップ
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村長固定とは

村長固定とは、マイクラ統合版(BE,Bedrock,旧PE)において村に属する村人の中から村長を特定し、村長のベッドを一定個所に固定することを言います。(私が勝手に呼んでいます。)

村長固定を行うことで村の中心を特定することができ、村の中心を起点に計算される様々な事象をコントロールすることが出来るようになります。

例えば、「村の統合範囲」「村の偏心距離」「アイアンゴーレムの湧き範囲」「襲撃の反応距離」などは全て村の中心を起点に計算されており、村長を固定することでこれらの範囲を正確に把握し緻密で高効率ないろいろな施設を作ることが可能になります。

村長固定の原理と方法

村人の内部情報にはまだまだ未解明な部分が多いのが現状ですが、1.16.220時点で現象として確認できていることをもとに説明していきます。
不確定、不正確な部分もありますがご了承ください。

まず、村人がベッドを認識し紐づくことで村が誕生します。
このとき、最初にベッドに紐づいた村人が初代村長となります。

その後、村人が増えるたびに一定確率で村長が新しい村人に移ります。これを村長交代と呼び、新しい村長を偽村長と呼ぶことにします。

村長交代が一度でも起こった後は村に初代村長と偽村長が存在することになり、セーブ&ロードをするたびにこの2人の間でコロコロと村長が変わってしまいます。

で、その偽村長を処理するとセーブ&ロードをしても常に初代村長が村長に固定されるという状態にすることが出来ます。
これを村長固定と呼んでいます。

ただし、2度以上村長交代が起こった場合は偽村長を処理しても1代前の旧偽村長が村長に就任してしまい、すんなりと初代村長に固定できない場合があります。

※Windows10版での動作をもとに説明していますが、必ずしもこの動作をしないことがあります。

▼村長固定式のアイアンゴーレムトラップ

村長固定のハードによる違い

村長固定を利用したアイアンゴーレムトラップの動画をYoutubeにアップしたときにいただいたコメントで気づいたのですが、プレイするハードによって村人の挙動が違うようです。

Windows10とAndroidで実際に比較したところ、どうやらAndroidでは村人が増えた際の村長交代が起こる確率が非常に高い様子。

そのため、偽村長を処理しても1代前へ、1代前を処理しても2代前へと次々に新たな偽村長が誕生してしまい、初代村長に固定するのが困難だということがわかりました。

なおこの現象は視聴者さんからの情報によるとAndroid,iOS,Switch版で共通しているようです。(PSやXboxは情報不足のため不明)

そのため、村長固定を利用した施設はWindows10版でプレイする際には問題なく利用できますが、Android,iOS,Switch版のユーザーは村長を固定しないタイプの施設を選んで作成することをお勧めします。

▼村長を固定しないタイプのアイアンゴーレムトラップ

同じ統合版なのに

ここまでさらっと説明してきましたが、実はこの「クロスプレイも可能な同一タイトルなのに仕様が違う」という事態は正直驚きました。

クロスプレイできない単なる移植版なら細かい差異が残ることはあるでしょうし、ハードによってどうしても操作面やインターフェース、アカウント認証などのハード依存の違いが存在することはあるでしょう。

でも「根本的に仕様がちがう」というのはあまり聞いたことがありません。

MOJANGにはぜひとも統一仕様を実現してもらいたいものです。