ベルはマニアックだけどかなり使えるアイテム
マイクラ統合版において謎の多いアイテム『ベル』。
村に置いてあって鳴らすと村人があたふたするよくわからないアイテム『ベル』。
実況者の動画を見るとゴーレムトラップにそれらしく置いてあるけど何の効果があるのかわからないアイテム『ベル』。
この記事ではそんなベルの効果と用途について書いていきます。
ベルは村を構成して村を分析できるアイテム
実は、ベルは村人のIDと深くかかわり、村の構造に深く関わり、村の仕組みを丸裸にできる優れたツールです。
ベルで村長を判別する
個人的に、アイアンゴーレムトラップの仕組みを検証するために一番役に立った使い方がコレ。
ベルは村に所属する村人と紐づき、村長を特定することが出来るツールです。
ベルはひとつの村に所属する村人MAX20人と紐づきます。
そして、ベルを壊したときに紐づいていた村人のうち一人だけが怒りエフェクト(モヤモヤ)を発します。このモヤモヤを発した村人がこの村の『村長』であることを表しています。
村長を特定できるということは、村の中心(村長のベッド)を特定できるということ。
村の中心がわかればゴーレムの湧き範囲や村の統合範囲などの見えない仕様を細かく調べることが可能で、この機能を利用して様々なトラップや装置の開発を行うことが可能になります。
21人以上の村では注意
ただし21人を超える村では注意が必要です。
ベルは20人までしか紐づかないので、同じ村に村人が21人以上いる場合、21人目以降は2つ目のベルと紐づくことになります。
この2つ目のベルを壊したときにもひとりの村人がモヤモヤを発しますが、その人は村長ではなく、21人目のただの村人を指します。
ベルは村の中心の代用になる
アイアンゴーレムトラップに一番関わりが深そうなのがこの機能です。
ベルはある条件を満たすと村の中心になることがあります。
その条件とは、村長がベッドを失ったとき。
例えば村人がベッドに寝れない構造のトラップだった場合は実は頻繁に村長がベッドを失っています。
夜、村人がベッドで眠る時間帯で村人がベッドにたどり着けない時、頻繁に村人の頭から怒りエフェクトが出ているのはご存知でしょうか。
あれがベッドを失っているサインです。
同じように、職業ブロックに触れたい時間帯に触れられない場合も職業ブロックを失ったサインとしてモヤモヤを発します。
とはいえ村人の検索範囲にベッドや職業ブロックがある場合はすぐに再発見して紐づくので、ベッドや職業ブロックを失っている時間はごくわずか。この、ベッドを一時的に失っている間に村の中心がベルや職業ブロックに代用されます。
優先順位的にはベッド>ベル>職業ブロック。
なので、ベルを置いている村の村長がベッドにたどり着けない村では夜の間に何度も瞬間的な村の中心の移動が起こっていることになります。
ベルが無い場合は職業ブロックが代用になります。
中心がズレるということは当然ゴーレムの湧き範囲もズレるということで、一瞬村の中心がベルや職業ブロックに移ったタイミングで偶然ゴーレムが湧くとしたら、ベルや職業ブロックの位置によっては「普段湧かない場所になぜかゴーレムが湧いた」という現象を目にすることになります。
結局アイアンゴーレムトラップにベルは必要?
本題です。
「アイアンゴーレムトラップにベルは必要なの?」
答えは・・・
「ほとんどの場合必要ありません」
ではどんな時に必要かというと
- 村人がベッドに寝られない構造である。
- 職業ブロックが村の中心になると湧いてほしくない場所が湧き範囲に入ってしまう。
という条件に当てはまる時です。
とはいえ夜の瞬間的な村の中心の移動とゴーレムの湧きが重なることはほとんどないので、置くとしても『万が一の時の備え』くらいの役割。
さらに言えば、ベルが無くても構造をちょっと工夫すれば都合の悪い湧きを抑えることが出来るので、ベルは必要?と聞かれれば『ほとんど必要ない』ということになります。
テキトーにベルを置いたら逆効果になることも
「なぜベルを置いているの?」
という問いに対して
「なんとなく必要そうだから」
と答えるくらいの認識でベルを置いているとすれば、きっと置く位置も間違っていると思います。
ベルを置く場所によっては湧き範囲を無駄に移動させて効率を落としてしまうこともあるため注意しましょう。