【マイクラ統合版】ゴーレムが湧かないと困っているならまず村を知ろう【1.20対応】

アイアンゴーレムトラップ
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マイクラ統合版の必須施設であるアイアンゴーレムトラップ。

このゴーレムトラップの理解に不可欠な「村の仕組み」を解説していきます。

村=村人のベッド

マイクラ統合版における村とは、村人が紐づいたベッドのことを指します。
1人の村人と村人が紐づくベッド1台があればOK。
この1人が初代村長となり、村長が紐づくベッドの枕部分が村の中心になります。
当然村の中にベッドが無くなれば村は壊滅。

村の中心は猫やゴーレムの湧き範囲の中心でもあるので、「中心がどこにあるのか」を意識しておくことが村関連の施設を作るときにはかなり重要な情報になります。

村長も村長のベッドも入れ替わることがある

最初の村人が村長であり、村長が紐づいたベッドが村の中心になります。

が、村長も村長のベッドもちょっとしたことで入れ替わってしまうため
実は村の中心もコロコロ変わっているんです。

ベッドの変更

村人は夜になって眠ろうとしたときに自分のベッドに向かいますが、自分のベッドにうまく辿り着けない時には自ら紐づけを切って別のベッドを探そうとします。

ベッドが複数存在する状況でベッドの検索行動を村長がとったとしたら、村長が紐づくベッドが変わる=村の中心が変わるという事になります。

ベッド以外が村の中心になることも

基本的に村長のベッドが村の中心となりますが、夜に村長がベッドにたどり着けない場合は一時的に紐づけが切れて村の中心が移動してしまいます。

村の中心が移動する先は村内の構成によって変わりますが、ベルを設置している場合はベルへ、ベルが無い場合は村長の職業ブロックへと移動することがわかっています。
(その後再度ベッドと紐づいたときに中心もベッドに戻ります)

『ベッド』>『ベル』>『職業ブロック』の優先順があることを知っておきましょう。

『よくある疑問:アイアンゴーレムトラップにベルって必要なの?』

村長交代

最初の村人は必ず村長になりますが、その後は

  • 新しい村人が増えたとき。
  • セーブ&ロードで世界を読み込み直したとき。

の2つのタイミングで村長交代が起こる可能性があります。

なお、新しい村人が増えた時の村長交代はおそらく一定確率で起こり、セーブ&ロードでの村長交代は一度だけ起こります。(その後の村人の追加がなければ)

セーブ&ロードで変わる村長候補は初代を含めて2人なので、村人を必要数(+1)揃えた後に一度セーブ&ロードをし、村長を処分すればその後は村長交代は起きない、という村長固定を行うことも可能です。

ただし村人追加時はまた村長交代が起こる可能性があるため要注意です。

ハードによって村長の仕組みがちょっと違う?

同じ統合版ですが、ハードによって村長の交代が起こる頻度が明らかに異なることがわかっています。
Windows10版は上記の通りですが、iOSやandroid、Switch版では村人追加ごとにかなり高い確率で村長交代が起こります。
iOSやandroid、Switch版では村長を正確に固定するのが困難なため、村長を固定しない方式のアイアンゴーレムトラップを作成した方が良いでしょう。

『村長固定の原理と方法とハードによる違い』

 

村の大きさは(96+1+96)×(76+1+76)×(96+1+96)

上記の大きさが村の統合範囲となり、この範囲内の村人やベッド、職業ブロックが村に統合され所属することになります。

わかりやすく言えば

  • 村の広さは中心を0とした場合、XZ方向(東西南北)に各96ブロックの正方形。
  • 村の高さは中心を0とした場合、Y方向(上下)に各76ブロック。

この中に別の村を作ろうとしても統合されてひとつの村になってしまいます。

ベッドも職業ブロックも見つからなければ影響はない

統合範囲内のベッドや職業ブロックは村に統合されてしまうと書きましたが、ではゴーレムトラップなどの村人施設を作成した場合にはプレイヤーのベッドすら周囲においてはいけないのか。

というとそんなことはありません。

ベッドや職業ブロックは“村人に見つかった時に村の一部になる”という性質があるため、ベッドや職業ブロックの近くに村人が近寄らなければ問題ないという事になります。

村人がベッドや職業ブロックを見つける検索範囲は

  • 村人から北西方向に16ブロック、南東方向に15ブロックの正方形範囲。
  • 村人から上下に約4(※)ブロック。
    ※高さについては頭、足、足元のブロックのどこを起点にするかがわかりづらいので注意。よく迷うので「約」としています。
    正確には村人の足の裏(地面との接地面)から4ブロックです。

となっていますので、村に統合されたくないベッドや職業ブロックには必ず村人が近寄らないように対策して下さい。

村人はテレパシーで交信している

嘘のような本当の話。

1人の村人がベッドや職業ブロックを見つけた場合、その情報はすべての村人に共有されています。
そのため「見つけ役」が一人いれば、その他の村人はどんなに距離が離れていようとも見つかったベッドや職業ブロックと紐づくことが出来ます。

これが原因でゴーレムトラップ周辺の村施設がぐっちゃぐちゃに混線して中心がずれ、ゴーレムが湧かなくなったりもしますので要注意。

村の拡張と偏心

村の範囲は先ほど述べた通りですが、一定条件がそろった時に村の範囲が拡張され、中心がずれることがあります。

村の拡張

村には統合範囲のほかに実効範囲があり、村人は基本的に実効範囲の中で活動をしようとします。(ベッドや職業ブロックなどの目標物がある場合はそっちが優先されます)

この実効範囲は村の中心からXZ方向に各32ブロック、Y方向に各12ブロック。
そして、この実効範囲の外に村人が認識するベッドや職業ブロックがある場合に村の範囲が拡張されます。

拡張幅は拡張の原因となるベッドや職業ブロックが実効範囲から何ブロック離れているかによって決まります。

例えば・・・
村の中心から東方向へ58ブロック離れた位置に村人が認識する職業ブロックがある場合。

この職業ブロックは実効範囲からは26ブロック離れていることになるため、村の統合範囲は東方向へ26ブロック拡張されることになります。

そして、万が一拡張された26ブロック内に他のベッドや職業ブロックがある場合はそれらが原因となってさらに村の統合範囲が拡張され・・・
いつの間にか大きな一つの村に統合されてしまっていた、なんてことも起き得ますね。

村の偏心

村の統合範囲の拡張だけでも厄介なんですが、実はこれに付随して、村の中心がずれる「偏心」が起きてしまいます。

例えば先ほどの例では村の統合範囲が東方向に26ブロック拡張されていましたが、この時同時に、村の中心が村長のベッドから東に13ブロックずれているんです。

これが村の中心が偏る偏心現象であり、偏心距離は統合範囲の拡張幅の1/2であることが確認できています。

要するに、拡張分も含めた村の統合範囲の中心が村の中心になるという事ですね。

中心がずれるという事は猫やゴーレムの湧き範囲も同じだけずれているという事ですので「ゴーレムトラップを作ったのに猫すら湧かない」という方は一度この現象を疑ってみてください。