マイクラ統合版(Minecraft BE/Bedrock)の海バイオームについて、種類とそれぞれの違い、見分け方を解説します。
海バイオームは9種類
マイクラ統合版の海バイオームは寒暖差5種類と水深2種類の組み合わせで計9種類存在します。
暖かい | ぬるい | (普通) | 冷たい | 凍った | |
浅い | 暖かい海 [Warm Ocean] | ぬるい海 [Lukewarm Ocean] | (普通の)海 [Ocean] | 冷たい海 [Cold Ocean] | 凍った海 [Frozen Ocean] |
深い | ぬるい深海 [Deep Lukewarm Ocean] | (普通の)深海 [Deep Ocean] | 冷たい深海 [Deep Cold Ocean] | 凍った深海 [Deep Frozen Ocean] |
※ocean/deep_oceanは英訳上は海(海洋)/深海ですが、呼び分けの都合から(普通の)を記述しています
海バイオームの画像
近い気候のバイオームが隣接して生成されやすい仕様であるため、暖かい海の周辺には砂漠やジャングルやバッドランズ(メサ)が隣接することが多く、対して凍った海の周辺には雪原や雪のタイガなどが隣接する可能性が高くなります。
※画像は暗視効果アリ
暖かい海
ぬるい海
ぬるい深海
海
深海
冷たい海
冷たい深海
凍った海
凍った深海
海バイオームの特徴一覧
それぞれの海バイオームの特徴を一覧表にすると以下のようになります。
※項目の解説は表の下に続きます。
暖かい海 | ぬるい海 | ぬるい深海 | 海 | 深海 | 冷たい海 | 冷たい深海 | 凍った海 | 凍った深海 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
深さ (海底座標) | Y=45⇧ | Y=45⇧ | Y=45⇩ | Y=45⇧ | Y=45⇩ | Y=45⇧ | Y=45⇩ | Y=45⇧ | Y=45⇩ |
海面ブロック | 水 | 水 | 水 | 水 | 水 | 水 | 水 | 氷 | 氷 |
海底ブロック | 砂 | 砂 | 砂 | 砂利 | 砂利 | 砂利 | 砂利 | 砂利 | 砂利 |
遺跡素材 | 砂 | 砂 | 砂 | 石 | 石 | 石 | 石 | 石 | 石 |
海底神殿 | ✕ | ✕ | 〇 | ✕ | 〇 | ✕ | 〇 | ✕ | 〇 |
サンゴ | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
シーピクルス | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
海草 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
コンブ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ |
カエル | 白 | 白 | 白 | 茶 | 茶 | 緑 | 緑 | 緑 | 緑 |
フグ | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
熱帯魚 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
タラ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
サケ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
イカ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
イルカ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ |
海バイオームの特徴解説
海の深さ
・深さ(海底座標)が概ねY=45より高い場合は「(浅い)海」
・深さ(海底座標)が概ねY=45より低い場合は「深海」
おおよその深さ(海底座標)で「(浅い)海」or「深海」かを見分けることが出来ます。ただしバイオームの接続部や地形の亀裂、隆起によって部分的に深さが異なる場合があるため、見分ける場合は「海底の大部分がY=45より高いか低いか」を意識します。
海面ブロック
・海面が氷なら「凍った海/深海」
見た目通りですが、海面が氷で覆われていれば「凍った海/深海」であることが確定します(川は除く)。
海底ブロック
・海底が砂なら「暖かい海」「ぬるい海/深海」
・海底が砂利なら「(普通の)海/深海」「冷たい海/深海」「凍った海/深海」
海底を構成するブロックは主に2種類あり、砂なら「暖かい」or「ぬるい」が確定します。ただし海底が少し盛り上がった台地では土や粘土、砂、砂利が混在する為、「海底の大部分が砂か砂利か」で判断します。
遺跡素材
・遺跡が砂岩系の素材なら「暖かい海」「ぬるい海/深海」
・遺跡が石材系の素材なら「(普通の)海/深海」「冷たい海/深海」「凍った海/深海」
海底には遺跡が生成されることがあり、遺跡の素材は砂岩系と石材系の2つが存在します。素材の違いは海底ブロックの違いと同様で、砂岩系なら「暖かい」or「ぬるい」が確定します。
海底神殿
・海底神殿が生成されるのは各種「深海」のみ
海底神殿はある程度の水深が確保される深海にしか生成されません。そのため海底神殿がある場所はなんらかの「深海」であることが確定します。
サンゴ・シーピクルス
・サンゴやシーピクルスは「暖かい海」
サンゴやシーピクルスは暖かい海でのみ生成されます。
海草・コンブ
・海草は全ての海に生える
・コンブは「暖かい海」「凍った海/深海」には生えない
海草は全ての海バイオームに生成され、コンブは「暖かい」「凍った」には生成されません。
カエル
・「暖かい」「ぬるい」で成長すると白いカエル
・「(普通)」で成長すると茶色いカエル
・「冷たい」「凍った」で成長すると緑のカエル
オタマジャクシからカエルに成長するとき、バイオームによって成体の色が異なります。これは海バイオームでも同様で、白は「暖かい」「ぬるい」、茶色は「(普通)」、緑は「冷たい」「凍った」で成長します。
モブ
・フグは「暖かい海」にのみスポーンする。
・熱帯魚は「暖かい海」「ぬるい海/深海」(と繁茂した洞窟)にスポーンする。
・タラ/サケは「暖かい海」以外の海バイオームにスポーンする。
・イカは全ての海バイオームにスポーンする。
・イルカは「凍った海/深海」以外の海バイオームにスポーンする。
※シロクマ/ウサギ/ストレイは海バイオームでは「凍った海/凍った深海」のみスポーンする。
モブはそれぞれにスポーンできるバイオームが決まっています。ただしモブだけを見て現実的に海バイオームを判断できるのはフグや熱帯魚くらいで、タラやサケ、イカ、イルカなどのよく見るモブはほぼ全ての海バイオームでスポーンする為あまり参考になりません。
海バイオームの見分け方
一覧表でいろいろな違いを並べましたが、ぱっと見で見分けやすいポイントは以下のようになります。
・サンゴがあれば「暖かい海」
・(サンゴが無くて)海底が砂なら「ぬるい海/深海」
・(氷が無くて)海底が砂利なら「(普通の)海/深海」か「冷たい海/深海」
・海面に氷が張っていれば「凍った海/深海」
・さらに、海底が概ねY=45より高ければ浅い海、低ければ深海に絞り込める
海の色は相対的な判断材料
よほど色を極めたプレイヤーを除けば、海の色単体で海バイオームまで判断するのは難しく、隣り合う海バイオームとの差によってバイオームの変わり目がわかる程度だと思います。
なお(普通の)海と冷たい海を見分ける際には、色の変わり目を探して明るい方が(普通の)海、暗い方が冷たい海という判断材料になります。
普通の海と冷たい海の判別は困難
一覧表を見てわかる通り、「(普通の)海/深海」と「冷たい海/深海」を見分けられるポイントは非常に少なくなっています。カエルの色なら明確にわかりますが、常にオタマジャクシを持ち歩くプレイヤーも少ないでしょう。
隣接する海バイオームや陸地バイオームから推測するか、先に述べた海の色を参考にするかくらいしか方法がありませんので、どうしても正確に知りたい場合は『ChunkBase』のBiomeFinderを使って調べてください。