SwitchやiOS/androidで順調にプレイヤー数を伸ばしているマインクラフト統合版(BE,PE)ですが、あなたは数あるポーションを使いこなして快適なクラフター生活を送っていますか?
ポーションは種類もレシピも数多く存在し、暗記するのはちょっと大変。
かといってゲームを起動するたびに手元にカンペを用意したりググったりってのもちょっと手間ですよね。
そんなポーションについて、今回は便利な自動醸造機を紹介します。
これがあるだけで経験値トラップのモンスター退治や水中呼吸、回復などに幅広くポーションを使いこなせるようになること間違いなし。
是非とも参考にしてみてください!
ポーションのレシピ一覧
まずはポーションのレシピ一覧を画像化したのでご覧ください。

縦列は統合版で調合可能な全ポーションの名称です。
重複しているのは作り方が2種類あるポーションで、効果に差はありません。
横列はポーションの調合に必要な全素材で、ポーション自動醸造機もこの表を左から読んだ順番で素材を格納することでかなり便利で覚えやすくなりますよ。
右の赤枠は効果の延長、強化、スプラッシュ化、残留化といった付加効果の素材です。
一番右の「ドラゴンの息」は個人的に使う機会がないので今回のポーション自動醸造機では省いています。
ポーション自動醸造機の作り方
では、具体的な作り方を見ていきましょう。
ポーション醸造台と素材供給用ホッパー

まずは醸造台を設置。
床から1マス高い位置(特に意味はない)に設置し、上と左右にホッパーを接続します。
上に接続したホッパーからは調合素材、右からは水のビン、左からはプレイズパウダーを醸造台に送り込むことが出来ます。

ブレイズパウダーと水のビン用ホッパーにはそれぞれチェストを接続。
素材用ホッパーは、このあと多種多様の素材用チェストに接続していくので醸造台の向かって右方向に伸ばしていきます。
素材運搬経路の設置
醸造台に接続した素材運搬用ホッパーを伸ばしていきましょう。

今回は「ドラゴンの息」を除いてすべての素材に対応した醸造機を作るので、接続する素材用チェストも結構な数になりますね。
画像のように、醸造台から伸ばしたホッパーは水のビン用チェストの位置から数えて19個を直列で繋ぎます。
(実際は水のビン用チェストの後を4個のホッパーで回り込んでいるので計23個かな?)
そして、この直列ホッパーの上にチェスト接続用のホッパーを接続していきます。
チェスト接続用ホッパーはそれぞれ直列ホッパーに下向きに接続しましょう。
数はチェストと同数。
13個+3個を右詰めで設置してください。
素材吸い出し用パルス回路
各素材用チェストから、必要な素材を選択して吸い出すための回路を設置していきましょう。
まずは素材用チェストの下のホッパーをレッドストーントーチで無効化していきます。

ホッパーの後方にブロックを設置し、ホッパーとブロックの間にトーチを設置すればOK。
無効化しておかないとチェストに入れた素材が常にホッパーに吸い出されてしまうことになるので、これを止めることが目的ですね。
ちなみに、このトーチを一瞬反転する=ホッパーが一瞬有効になる=素材が一個だけホッパーに吸われる、っていうのが今回の回路の狙いです。
一瞬だけ発する信号を「パルス回路(パルサー回路)」と呼び、今回使用する回路もこのパルス回路のひとつですね。
次に、ホッパー停止用トーチを一瞬だけ反転するための回路を組んでいきます。

トーチを設置したブロックへ信号を送ってトーチ自体を反転させるため、観察者と吸着ピストンをトーチを設置したブロックに向けて置いていきます。
吸着ピストンは上向き。
吸着ピストンの上には観察者を下向き(ピストンの動きを感知し、上向きに信号を発する向き)に置いていきます。
数は素材用チェストと同数、13+3個ですね。
ちなみに原理的な話をすると、この回路はピストンをONにすることで観察者が持ち上げられると同時に、観察者が作動したピストンを感知して一瞬だけ信号を発する、という動作をします。
ピストンが伸びる瞬間だけを感知して発せられる信号はごく短い信号(パルス信号)となります。
素材選択用回路の設置
次に、素材の選択をするための各回路のON/OFF機能を実装していきましょう。

パルス回路用の観察者を横にずらすための吸着ピストンを図のように設置していきましょう。
この吸着ピストンの後ろ(装置的には表面側)に設置したスイッチが素材選択スイッチであり、スイッチをONにする=観察者がパルス回路用吸着ピストンの上に移動する、スイッチをOFFにする=観察者がパルス回路用吸着ピストンから外れる、という動作をします。

素材の選択状況がわかりやすい様に、選択スイッチのうえにはレッドストーンランプを設置しておきましょう。

なお、今回作成する醸造機は素材の吸い出しを最後に一気に行うため、素材の選択に関しては何度でも選びなおしが出来る親切設計になってます^^
装置作動スイッチと回路を設置
装置を最終的に作動させるためのスイッチを設置していきましょう。
まず、スイッチはこの位置に置きます。

素材選択用スイッチの左端から一マス空けた位置ですね。
次に、このスイッチの裏に回路を組んでいきます。

作動スイッチの裏に図のようにレッドストーンと反復装置を設置してください。
そして、この信号をパルス回路用の各吸着ピストンへ接続してきます。

各吸着ピストンへ接続した反復装置は、最終的に吸い出した素材の順番を整えるための遅延機能も兼ねています。
図のように、醸造台から離れた素材の遅延が徐々に大きくなるように設定しください。
これをやらないと送られてくる素材の順番がひっくり返ってしまうことがあるのでとっても重要ですよ^^
外装を整えて完成
最後に外装を整えて完成させましょう。
各素材用チェストには素材がわかりやすい様に看板を設置していきます。

素材の順番は、この記事の冒頭で紹介したレシピの順番に従ってください。
そして、装置全体を正面から見てカッコ悪い隙間をブロックで埋めていきます。

これで完成!
拠点の壁面に埋め込むように作れば見た目もすっきりしてかなりカッコいいと思いますよ!
動画も参考にしてみてください
ちょっと複雑な装置なので、作り方を動画で見たい方はこちらからどうぞ^^
まとめ
ポーションは種類が多いのでレシピを覚えるのも大変ですが、この装置のように順序良く素材を並べた装置を作っておけば看板自体がレシピをあらわしているので本当に便利です。
選択スイッチの下に「〇〇のポーション」と書いた看板を設置しても良いですね。
経験値トラップで敵をまとめて倒したいとき、ウィザーやエンドラと戦うために特殊効果を発動したいときなど、ポーションの力を借りたい場面は結構あります。
この装置を作って、便利なマイクラ生活を送ってみてください。