マイクラ統合版の自宅サーバーを立てる際に使用する公式のサーバーソフト「Minecraft Dedicated Sercer」には本記事執筆(2023年4月)時点で自動バックアップ機能がありません。
このままでは不便すぎるので、自動バックアップ機能を備えた『MCBEPlay』という無料ソフトを導入してみました。
MCBEPlayとは
ダウンロードページでは
「MCBEPlay は主に Mojang が提供する公式の BDS システムの GUI であり、サーバー システムの知識がほとんどなくても Minecraft Bedrock Edition サーバーを制御および管理できます。」
と紹介されている通り、Minecraft Dedicated Sercer (Windows版)の運用を便利にサポートする無料ソフトです。
なお最新バージョンであるv3.5.0は2020年の更新なのでちょっと心配な点もありますが…
記事執筆時点で動作は確認済みです。
GUI化でプログラム的な知識不要
プログラミングなどに精通している場合はそもそもLinux版のMinecraft Dedicated Sercerを選んだりするのでしょうけども、MCBEPlayは私のようなプログラム知識のない人間にも操作しやすいように上記画像のようにGUI化されています。
コマンドを打ち込む必要もなくUI右上のボタンで操作可能で、サーバー初心者でも扱いやすい作りになっています。
MCBEPlayで出来ること
自動バックアップ/自動再起動
毎日設定した時間にワールドデータをセーブし、サーバーの再起動を行うことが出来ます。
初期設定では00:00,06:00,12:00,18:00の4回が設定されています。
ログファイルの保存
サーバーのログファイルを保存できるので、トラブルがあったときのログをさかのぼってログインしたプレイヤーやサーバーの稼働状況をチェックすることが出来ます。
保存データの保管日数管理
バックアップファイルやログファイルを保持する日数を管理できるので
保存しっぱなしでストレージを過度に圧迫しません。
MCBEPlayを導入する
ソフト自体はインストール不要の実行ファイルで、ダウンロードページからダウンロードすればすぐに使用を開始できます。
面倒な登録などもありません。
注意すべき点はフォルダ構成くらいでしょうか。
ダウンロードページには導入までの詳細な手順が書いてあり、基本的なフォルダ構成の例も示されているので従ってください。
その他サーバーの設定はMinecraft Dedicated Sercerに従う
MCBEPlayは基本的にMinecraft Dedicated Sercerの「bedrock_server.exe」の起動を管理するようなイメージなので、Microsoftが提供するMinecraft Dedicated Sercerの機能自体には干渉しません。
サーバーの設定は従来通り、Minecraft Dedicated Sercerの「server.properties」で行うことになります。