【マイクラ統合版】モンスターの密度上限と地表地下属性とスポーン種別について【基本のおさらい】

マインクラフト統合版
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マインクラフト統合版(Bedrock)におけるモンスターのスポーン方法と属性について解説していきます。
なお、解説で使用する単語は意訳や造語を含みます。

モンスターの密度上限と地表属性と地下属性

モンスターには、特定の範囲に極端に湧きすぎるなどの不具合を防止するために「密度上限」という上限数が決められています。

オーバーワールドにおける密度上限数は地表8体、地下16体
スポーンする場所を中心とした周囲9×9チャンクの範囲にこの上限数が適用され、上限に達する数のモンスターがすでに範囲内に存在する場合は新たなモンスターのスポーンが止まります。

密度上限をカウントする「地表」「地下」とはモンスターが持つ属性のことで、スポーンした場所やスポーンした方法によってモンスターに付与されます。

地表と地下とは

もとは英語で「Surface」と「Cave」。
これをマイクラ的に訳した言葉で、「地表」と「地下」と呼んでいます。
どちらもマイクラ統合版の世界で地形を定義する意味を持ちます。

地表

マイクラ統合版における地表とは、『XZ座標が同じ地点でY軸上の最も高い位置にある湧き判定を持つブロック』として定義されます。

湧き判定を持つブロックについては敵モブが湧くブロックとは?を参照してみてください。

例として、湧き判定を持たないガラスや葉っぱがY軸上の高い位置にあっても地表とは判定されません。

地下

地下とは、洞窟の中や屋根の下などを指します。
マイクラ統合版での定義は『地表ではない湧き判定を持つブロック』であり、地表の下にあるブロックはすべて地下として判定されます。

地表属性と地下属性

密度上限の制限を受ける「地表」「地下」とは基本的にモンスターがスポーンした場所を指します。
モンスターはスポーンしたブロックが地表か地下かによって地表属性と地下属性を持ちます。

またこの属性は基本的に変わることはなく、地表でスポーンしたモンスターが歩いて地下に移動しても属性は地表のままです。

スポーンの種類

モンスターがスポーンする方法には複数の種類があり、スポーンの方法によってあらかじめ地表地下属性が固定される場合もあります。

自然スポーン

モンスターが周囲の環境(バイオームや地形など)のなかで自然にスポーンする方法で、最も一般的なスポーンです。
自然スポーンの場合は前述の通り、スポーンしたブロックが地表なのか地下なのかによって地表属性、地下属性のどちらかを持つことになります。

スポナースポーン

地中に存在するスポナーブロックでは、スポーンしたモンスターは地表属性を持ちます。
これはおそらく周辺の地下属性のモンスターのスポーンを妨げないための棲み分けで、スポナー周辺にも地下属性のモンスターが自然に湧いている、という状態を作り出すためであると考えられます。

なお、スポナーブロックからスポーンするモンスターは密度上限の制限を受けず、無限にスポーンすることが出来ます。
(ただしスポナー周辺に設定された専用の上限範囲内ではスポナー上限の制限を受ける。)
また、スポナースポーンによるモンスターが8体以上いる場合、密度上限範囲内では地表属性の自然スポーンは出来なくなります。

固定スポーン

ワールド生成と同時に初期配置としてスポーンすることを固定スポーンと呼びます。
特殊な建造物や特殊な環境でのみ生息するレアなモンスターが多く、固定スポーンのモンスターは基本的にリスポーンせず、一度倒してしまえば居なくなってしまう限定的なスポーンでもあります。

固定スポーンのモンスターのほとんどは地表地下属性を持たず、さらに距離によるデスポーンが不可となっています。
(例外もあります。)
下に挙げる例は地表地下属性無し、距離によるデスポーン不可のモンスターです。

固定スポーンの例)

森の洋館:エヴォーカー、ヴィンディケーター
海底神殿:エルダーガーディアン
山岳バイオーム及びエンド要塞:シルバーフィッシュ

定点スポーン

定点スポーンとは、特定の建造物などにあるあらかじめ決められたポイントでスポーンすることを指します。
スポーン場所を限定しやすいためモンスタートラップなどに利用されることが多々あります。

地表地下属性はケースバイケース、且つ属性に応じて密度上限の制限を受けるのでトラップ化するときなどにはきちんと覚えておくと良いでしょう。

定点スポーンの例)

魔女小屋:ウィッチ
→魔女小屋の中央付近にある1ポイントの定点からスポーンする。地下属性。
 ※密度上限+1体の湧き上限数を持つ。
 ※Preview1.19.20.22から地表属性に変更予定。
海底神殿:ガーディアン
→海底神殿の範囲内にある25ポイントの定点からスポーンする。地下属性。
 ※ワールド生成時のみ地表属性を持って固定スポーンする。距離のデスポーン可。
前哨基地:襲撃者
→前哨基地の中央付近にある1ポイントの定点からスポーンする。地表地下属性無し。

分裂

スポーンとは異なりますが、スライムはダメージを負うと分裂して増えます。
分裂によって増えたモンスターは地下属性となり、且つ分裂によって増えるときは密度上限の制限を受けません。

スポーンエッグ

クリエイティブ限定のスポーンエッグを使用した場合、スポーンしたモンスターは地下属性となります。
スポーンエッグによるスポーンは密度上限の制限を受けません。